今日から俺は!の感想 – ドラマ版第一話は原作ファンも「意外と良かった!」
2020/05/15
先日よりスタートしました日テレドラマ「今日から俺は!」(以下「今日俺」)の第一話を観ました!
僕は今日俺の原作をリアルタイムで読んで育ってきた世代なので、夏ぐらいからずっと楽しみにしていたんです。
ただね、こういうのってやっぱり原作ファンの想い通りにはならないじゃないですか。
そもそも漫画を実写にしている時点で無理があるのは百も承知なんですけどね~。
僕も「どうせ裏切られるんだろうなー」ぐらいの気持ちで観始めたんですけど・・・第一話を観た率直な感想としては「意外と良かった!」ってところでした。
というわけで、僕が感じたことなどをダラダラ書いていきたいと思います。
原作ファンも「意外と良かった!」今日俺の感想
僕が今日俺と出会ったのは・・・小学校5年生のとき。
それまでジャンプ派だった僕ですが、当時所属していた少年野球チームの合宿で訪れた旅館に置いてあったサンデーを手に取ったのがその始まりです。
なので・・・いまから28~29年前ぐらいですか。
平成に切り替わったあと、80年代のおわりから90年代に入ったぐらいのことだったと思います。(うろ覚え)
その後サンデー本誌を購入したりもしましたが、基本はコミックス派で・・・最終巻までしっかりと楽しみながら買い続けることになりました。
※この漫画がきっかけで隣町の中学生と仲良くなったりもしたなぁ・・・。
当時ジャンプで連載スタートしたBØYを見て「今日俺のパクリだ!」とかよく罵ったものです。
(いまはどっちも好きですがw)
そんな僕が観たドラマ版の今日俺はこんな感じでした!
不安だった三橋はちゃんと三橋だった
当初「三橋役は賀来賢人さん」と聞いたとき、「ええっ・・・なんか全然違うじゃん・・・」と思いました。
きっと原作ファンだった人なら誰もがそう思ったに違いありません。
まぁこんなの仕方ないことで、銀魂の神楽=橋本環奈ちゃん以外は100%の人が納得できる配役なんてないんですよ。
だって漫画とドラマなんだから・・・そりゃ違ってあたりまえ。
だからまぁ・・・「そこんとこは目を瞑るか・・・」と覚悟していたんです。
・・・が、いざふたを開けてみたら賀来賢人三橋はしっかりちゃんと三橋っぽくて、すごく自然に観られました。
サラッと嘘ついちゃうあたりとか、卑怯なところとか・・・軟派で軽い言動はまさしく三橋そのもの。
これって「誰でも金髪でパーマにすりゃ三橋になる」ってわけじゃないですもんね。
配役を決めた監督の見る目があったってことなんだなぁーと感心しました。
・・・ただ!!!
福田監督の手法なんだとは思うけど、すぐに変顔で笑いを誘いに行く・・・ってところは今日俺っぽくなかったかなぁ。
三橋が変顔するのなんて、今井がモテた時ぐらいですから・・・。
他の配役も絶妙だった気がする
あと僕が公開前に気になっていた配役は・・・橋本環奈ちゃんが理子じゃなくて京ちゃんだったとこ。
いや、環奈ちゃんはチンチクリンなんだから、どう考えても理子でしょ・・・って思ってたんですよね~。
実際にドラマを見ても「京ちゃんにしては小さいな・・・」って感じは拭えませんでしたけど・・・なんか配役的には正解だったんじゃないかと思えたのが不思議。
逆に理子役の清野菜名さんは・・・ちょっと大人っぽすぎたかな。
あとはあれ・・・智司!
「智司がこんな綺麗な顔のわけあるかーーい!!!」ってツッコんだファンも多いことでしょう。
智司役はアレだよな・・・お笑い芸人のつっちーさんかX JapanのToshiさんだろ常考。
・・・って思ったけど、なんか「現代の今日俺」って思ったらすごくしっくりきたんですよね~・・・。
なんだろう、昔の不良を今のヤンキーで描いたら・・・みたいな感じで。
同様に相良も良かったなぁ・・・。
おそらくはドラマのラスボスもこの人になるんだろうなと思うと今から楽しみです。
よーし・・・この調子でシーズン2も作ってもらって、ぜひ白原役を絵本作家の「のぶみ」さんでお願いしたいところ!!!
番長・今井との絡みはもはや懐かしい
そしてそして・・・僕が今後もこのドラマで楽しみにしていくであろう場面は、三橋と番長・今井との絡みでしょう。
もうなんか落とし穴のくだりとか、すっごい懐かしくて泣きそうになったぐらいですw
笑うシーンなんだけどね!
今日俺がただの不良漫画と違うところは、この憎めないバカ番長のおかげだと思うんですよ。
ドラマの配役も演出も、バカが誇張されててすごく良かったんじゃないかなぁ・・・体格だけちょっと残念だったけど。
ぜひとも廃ビルに閉じ込められてバナナの皮をむぐむぐするシーンを再現してほしいところ。
※テレビドラマでやったらかなり批判が集まりそうだけど・・・w
あと谷川は漫画から出てきたんじゃないかってぐらいキマってましたね!
原作でみんなから忘れられてめちゃくちゃブチ切れるシーンが大好きなんですが・・・それもドラマで観られるかなw
微妙だった点
「意外と良かった」と思えたドラマ版第一話でしたが・・・僕が「微妙だった」と思った点もあります。
一番違和感を覚えたのは「なめ猫」「嶋大輔」・・・あとは小栗君の「滝谷源治」。
これって思いっきり「80年代」だし「不良」なんですよね。
そういう印象を視聴者に植え付けたいのかもしれないけれど・・・今日俺って違うんですよ。
そんなゴリゴリの不良漫画じゃないし、決して不良同士の抗争を描いたわけでもない。
もちろん話の流れとして不良同士が戦うということは避けられないんだけど・・・決してそれが本質ではないんです。
だから80年代の不良というのを全面に押し出した演出は違和感を拭えなかったわけですね。
そもそも連載期間も90年代だったので、やっぱり当時をリアルタイムで育った僕としては「ちょっと時代がズレてるんだよなぁ・・・」と感じました。
ただまぁ・・・ドラマはドラマなんで、別に漫画を完コピしなきゃいけないわけじゃないしね。
原作へのリスペクトが感じられたらいいのかな・・・と思います。
おわりに
というわけで、ドラマ版今日俺の第一話を観た感想でした!
イヤー、本当に懐かしかったなぁ。
なんか、イトーちゃんに憧れて長ラン欲しいとか思ったり、ディオ君買うお金貯めようかと思ったりした日々が思い起こされて、すごく甘酸っぱい感じになりました。
これは素直に第二話以降も楽しみです!!
そしてそして・・・噂によると11月発売の少年サンデーS2019年1月号にて、原作の特別編が連載されることが決まったとのこと。
マジかよ!!!
連載ってことは何話か載るってことでしょ!?
しかも完全新作でしょ・・・?
こんなに胸熱なことってある・・・!?
西森先生の画風は若干変わってしまったけれど、またあの三橋・伊藤に会えるんだと思うとめちゃくちゃ嬉しいですよ!!!
今から超楽しみ・・・。
原作未読の方はぜひこの機会に全巻読破してください!(無理難題)
2020/05/15
Comment
なんで俺コミックス全巻捨てちまったんだろう・・・・。
中学から集めてたのに・・・Orz
番長今井さんが面白いんですよね。
開久高校とのバトルも当時楽しめましたよね。
中野が最終的には仲間で加わるってところも。
いやーもう一度読みたい!
しょうがないからぶっこみの拓読み返します。
魍魎の武丸さん最強!
妖艶童子の吾代礼のキャラも好きだったんですが
なにせ武丸さんにボコボコにされてました。
「礼ちゃんが、壊れたぬいぐるみみたいにぃぃいいいい」
って。
しょうちゃん24時さん
なんちゅー名前に・・・。
コメントありがとうございます!
えっ、コミックス捨てちゃったんですか!!もったいない!
でも今なら電子コミックとかでがっつり回収できますのでw
実はうちにあったコミックスも弟が友達に貸したまま借りパクされまして・・・最終巻だけ無い状態です。
>開久高校とのバトル
そうですね~。語り出したらキリがなさそうですw
智司がタコ焼き屋を始める件とかも好きだったなぁ・・・。
今回ドラマを観ていると本当に懐かしくて・・・もう一回コミックス読みたいって気持ちがさらに高まります^^;
※実家に置いてきちゃってて手元にないんですよ。。。
>しょうがないからぶっこみの拓読み返します。
うん、全然関係ないよね・・・。(ビキビキ・・・)
実は僕、拓ちゃんは最初の方しか読んでないんですよ。
カメレオンや純愛組は後半まで読んでたんですが・・・。
ルシファーズハンマーとかも氣志團の曲で知ったぐらいで。
(余談が過ぎました)