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ガンプラ凄技テクニックのレビューと、触発されて作った20年モノのFGザク

 - プラモデル・フィギュア

      2019/10/15

我が家にもついにこやつが届きました!
ホビージャパンでプロのモデラーをされている林哲平氏・・・いや、”林先生”による著書「週末でつくる ガンプラ凄技(スゴワザ)テクニック」です。

林先生と言えば、僕はミニカーのブログ(ディスカウントミニカーコレクション)でお世話になっていますが、記事執筆時点で7,000人程度のフォロワーを誇るツイッターアカウント「見るだけでプラモが上手くなるツイッター」の方が有名でしょうか!?

そんな氏が雑誌ホビージャパン上で12回に渡り連載されていた企画記事をまとめて、「GUNDAM WEAPONS」サイズのムックとして再編集されたものが今回のアイテムです。

しかも単なる再掲載だけでなく、新作の作例も掲載されており・・・ちょっとここで誌面を載せることはできないですが、新作として掲載されていたハンマハンマなんて「本当に1/100スケール!?」と疑いたくなる仕上がりで・・・「すげー・・・こんなの作ってみたい」っていう学生時代に同誌を読んで感じたあの気持ちを思い起こさせられました。

・・・と思ったらツイッターに掲載してやんの!!

これよこれ・・・。
一体このハンマハンマは何kgあるんだろう・・・ってぐらい重そうw

今日はそんな「ガンプラ凄技テクニック」の紹介と、実際にそれを読んで心を動かされ、20年ぶりに完成させられたFGザクの簡単なレビューをさせて頂きたいと思います。

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ガンプラ凄技テクニックってどんな本?

写真は、学生のころ僕のプラモデルバイブルだった「ガンプラマスターへの道」との比較。

今から20年以上前だったと思うのですが、大学受験から現実逃避したかった僕はガンダムやFSS→海洋堂・ボークス→ホビージャパン・・・のような流れでプラモデルの情報を集めるようになっていました。

その頃にはいっちょまえに「積みプラ」なんかもしてましたが・・・ひとつとて満足に完成させられたことはなかったと思います。

プラモデルを完成させられない理由

ーなぜプラモデルを完成させられないのか?

その問いの答えは当時読んでいたホビー系の雑誌そのものにありました。

結局のところ、プロの方が作る作例がカッコ良すぎて、「僕もこれを作りたい・・・!!」というのがプラモデルを作る原動力になると思うんです。
でも、プロの方たちがやっていることって、当然「むずかしい」んですよ。

プラモデルを買ってきたら、まず仮組をして。
塗装をしやすいように「後ハメ加工」を施して、合わせ目を消して。
サーフェイサーを吹いてからエアブラシで塗装して・・・十分に乾かしたらマスキングをして・・・

・・・と、一つの作品を完成させるのに余裕で数週間かかるようなスケジュール構成になっているわけです。

言い訳になってしまいますが、こういう状態だとモチベーションが維持できないんですね。
そのため、完成していないにも関わらず次の雑誌が発売されたら新しいプラモデルが欲しくなり、、、妄想だけが膨らんで、手元には手付かずのプラモデルが溢れていく・・・という仕組みなのです。(きっとそう)

だれでも!簡単!お手軽に!

今回のムックはタイトルに「週末でつくる」という冠がついており、表紙には3つのコンセプトが掲げられていました。

  1. 部分塗装のみの成型色活かし!
  2. 使える時間は最大で週末2回!
  3. 高額な模型材料は使わない!

どうでしょうか?
週末2回だけでガンプラが完成させられる・・・と思ったら、一気にハードルが下がった感じがしませんか!?

特に「成型色」を活かして完成させられるというのは、エアブラシを用意できない一般層にとってもすごく魅力的なわけです。

みんなカッコ良くガンプラを作りたいけど、専用の工具を揃えられる人ばかりじゃないですからね。

手が届く範囲でカッコ良くプラモデルを作ることができるテクニック。
これはある種、今の時代に沿った初心者向けプラモデルの指南書と言えるのかもしれません。

早速僕も作ってみたよ!

さて・・・このムックを入手するちょっと前。
実家に帰省した際に、タンスの上に積まれていたこんなアイテムを持ち帰っていました。

デデーン。
FGザクです!

箱は埃をかぶっていましたが、中身はほぼ手付かずのまま。
20年ぐらい前に買って、ボディパーツだけ切り離して放置していたようです。

ガンプラ凄技テクニックは基本的に1/100スケールのMGを使っているので、FGでは厳密に林先生の教え通りに作ることはできません。
ですが・・・そのテクニックを1/144スケールのアイテムに適用させてもカッコ良くなるのではないでしょうか??

・・・そう自分に言い聞かせてパチパチと作り始めることにしました。

本を読んだ直後の今がちょうどモチベーションも高まっているところですしね!?
この気持ちのまま、週末でザッと組み上げてしまいたいわけなのです。

FGってすごいんだぜ

ガンプラ凄技テクニックでは冒頭数ページを割いてツールの紹介もされています。
(Amazonの中身検索でチェックすることができます!)

僕の場合、「たったの17個」と言われても、そのツールを揃える勇気がありませんでしたので(w)・・・家にある工具で組みあげていきました。

・・・厳密には100均のニッパーとデザインナイフだけで素組みしています。

FGっていうのは「ファースト・グレード」の略で・・・っていうのはガンプラファンにはもはや説明する必要がないですよね。
たしかこれ、PG(パーフェクト・グレード)が出たタイミングで、PGを1/144スケールに落とし込んだようなスタイリングで作り直されたエントリーアイテムだったと思います。

40年前ぐらいに登場した最初のガンプラと同じ300円という価格で、プロポーション抜群のアイテムとして発売されました。

当時のアマチュアモデラーさんたちは「これを買って、あーしてこうして改造して・・・」みたいな「このあとめちゃくちゃ妄想した」っていう状態だったと思います。(僕はしました)
妄想が深まりすぎたおかげで完成させられなかった人も多いだろうなぁ・・・。

FGは300円キットということもあり、単色成型であることはおろか、ポリキャップすら使われていません。
なので可動域はめちゃくちゃに狭いわけなのですが・・・最初からハの字で立つように作られているなど気が利いたモデルです。

いまだと1/144はRG(リアル・グレード)が主力なんですかね??
僕は本当に20年ぐらいガンプラから離れていたので、FGあたりでその知識が止まってしまっています。

(ギャン子ほしいよギャン子)

とりあえずガンダムマーカーで塗った

さて、この素組みのザクを、とりあえずガンダムマーカーで塗っていきました。
本来であれば広い範囲をこういうペンタイプのものや筆で塗っていくと「ムラ」が気になってしまうんですが・・・ガンプラ凄技テクニックでは「ムラは気にしなくてOK」と書いてありましたので・・・それを信じてどんどん塗り進めていきます。

・・・でもねえ、、、ガンダムマーカーで広い範囲を塗るのって、実はめちゃくちゃ手間なんですよ。。。
今回のコンセプトが「簡単!お手軽に!」というものなのに、こんなのやってたら心が滅入ってしまいそうですw

なので、いったんバラして、黒く塗りたい部分はシュッと一吹きしちゃいました。

100均(キャン★ドゥ)で買ってきたラッカースプレー(黒)です。

スプレーで吹けない細かい部分は仕方ないのでチマチマ塗りましたw

この時に塗料がちょっとハミでちゃったりするんですけど、今回のバイブルによれば「あとで汚して行くんだから気にしなくてOK」とのことw

何が嬉しいって、そういうことをプロのモデラーさんが言ってくれることなんですよね。
「そっか・・・、ヘタクソだけど僕が作ってもいいんだ・・・」と思わせてくれるというか。

再度組み上げなおしてみたのがこちら(右)です。

書き忘れていたけど、黒いスプレー塗料が乾いた上から、一部に濃い緑を筆塗りで乗せています。

アップにするとこんな感じ。
黒い部分はテッカテカですし、筆塗りしたところはムラがすごいですね。

んでもって頭やら肩、腕などは成型色まんまです。

ちょっとだけディテールを詰めてみた

実家から持ち帰ってきたFGザクの箱の中には、これまた20年前ぐらいの「電撃ホビー」の付録だったマーキングシールが入っていました。
(・・・ホビージャパン関連の話題に電撃ホビーを持ってきちゃうっていう!w)

しかしこれ・・・一部切り取られているところを見るに、当時も何かプラモデルを作るのに使ったんでしょうね~。
で、「いつか作るFGザクのために・・・!」との想いで、箱の中に突っ込んであったんでしょう。。。(グリプス戦のは使えないなぁ)

我ながら物持ちいいでぇ~。

こんなのも最近は模型店でいろんなのが売っていますよね。
こうしたディテールアップ系のアイテムって、簡単にスケール感を錯誤させてくれると思うので、今後もガンプラを作って行こうと思うならある程度の種類のものをストックしておきたいところ。

各部にペタペタっと貼っていきます。

この時にちょっとやらかしちゃったんですが・・・こういうシールってマークのギリギリで切らないと「シール貼りました」って感じの跡が残っちゃうんですね。
その辺もしっかりムックの方には書いてあったのに、すっかりわすれてざっくりと貼り付けてしまいました。

「ま、あとでクリア重ねたら段差消えるだろ」とか楽観的に考えていたんですけど。。。。ダメでしたねえw
なので今後は気をつけたいところ。

あ、ちなみにモノアイは100均で売っていたデコ用のジュエルパーツが家にあったのでそれを使いました。

魔法のアイテム「艶消しスプレー」

さて・・・このままだとただの「成型色剥きだしのプラモデルに絵の具で色を乗っけたやつ」みたいな感じじゃないですか。

ここでとあるアイテムを使うことで、一気に高級感というか・・・「ちゃんと仕上げてますんで」感が出てくるのです。
そのアイテムというのは・・・

トップコートの艶消しスプレーです!!

これこそが今回の真骨頂というかですね・・・いわゆる「成型色活かし」の要なわけですよ。
MGだって素組みのまんまだとどうしてもプラっぽさ、オモチャっぽさが消えないじゃないですか。

おそらくはプラの光の反射率が、オモチャのスケールから抜け出せない原因なんだと思います。

全体にシュシュッと艶消しを吹いたらこんな感じ。

あぁ~・・・写真だとあんまりよくわかんないですかねえ。。。
これ、実物はかなり重厚そうに仕上がっているんです。

アップで見たら、少し艶が押さえられているのがわかりますでしょうか。

艶が消えるということは適度に表面がゴツゴツしているわけで・・・きっとそれがリアルな鋳造感の演出だったり、「本当はもうちょっと大きいサイズなんじゃない?」っていう錯覚をさせてくれるのではないかと思われます。

一部マーキングシールが浮いてしまったり、ここにきてバリが気になったり等出てきましたが・・・このまま進めていきます。

ウォッシング&チッピングで完成

このあとウォッシング&チッピングというテクニック(これもムックに載ってたヤツ)を駆使していくわけなんですが・・・見事に写真を撮り忘れましたw
なので先に完成形を見せておくと・・・

こんなんです!!
おおー!一気に重くなったぞ!!

ウォッシングにはクレオスのMr.ウェザリングカラーを、ウェザリングやチッピングにはタミヤのエナメルカラーを使いました。
※エナメルカラーは「フラットレッド」と「パークグリーン」が家にあったので、ちょいちょい混ぜて茶色を作って赤錆感を出しています。

素組み状態のヤツと比べるとこんなん。

・・・いいですか・・・?
トップコートを吹いたとはいえ、ウォッシングしたとはいえ・・・薄い緑の部分は成型色そのまんまですからね!?

アップにするとこんな感じです。
さすがに粗が目立ちますが、問題はそこじゃない!これが簡単に、楽しく作れたということが大切なのです!

あぁ~・・・二の腕のバリ残りが気になるぅ。。。

おわりに

というわけで・・・ガンプラ凄技テクニックのおかげで(?)、家に眠っていたFGザクを完成させることができました。

みんな、ガンプラってちゃんと完成させられてますか??
僕は大人になってから「完成させる」ということが本当に重要だなと思うようになっていまして、自分で満足が行くレベルだろうとそうでなかろうと「これで完成です!」と言える状態に持っていけるのが大切だよなーと。

なので、もう誰が何と言おうと僕の中ではこれで「完成」なのですw
(もしかしたら後でまた手直しするかもしれないけれど!)

ちなみに今回、ここまで作るのに本当に数時間しかかかりませんでした。
なので「週末2回」どころか、1日なくても”完成”させられることがわかったのは大きかったですね。

やー、久しぶりのプラモデル・・・楽しかったなぁ。
なんだかんだやっぱり「楽しい!」っていうのがいいんですよ。自分の趣味なんだし、作っててツラかったら何か違うわけでw

そんなわけで、ガンプラ凄技テクニック・・・初心者モデラーさんやオジサン復帰モデラーさんにこそぜひ参考にして欲しいムックだと思いました!

よーし、この勢いで、これまた20年前ぐらいに作りかけて放置してあった「ガンダム・クゥエル」も完成させちゃうぞォ!!
(え?ガンダム・クゥエル知らない?・・・えっ??ヘイゼル・・・?)

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Comment

  1. 林哲平 より:

    おおおお!!!
    素晴らしいレビューありがとうございます!!!

    これほどのボリュームに、製作工程もバッチリで、しかも本でメインで紹介しているMGとは対極のFGでここまで仕上げてくれるなんて!

    いや〜もうマジで嬉しいです!
    ガンプラ20年ぶりで、FGでこれだなんて、もう感涙です!

    なにより「楽しい♫」って作ってもらえるのが嬉しい!

    本当〜にありがとうございます〜♫

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