ブログが書けたよ!

自分がやってきたことだけなんでも書く、ジャンルむちゃくちゃマガジンx

イームズチェアのリプロダクト(ジェネリック)品を買った話。

 - 生活

   

eames

ハーマンミラー社が販売する、チャールズ&レイ・イームズデザインのシェルチェア、
駅の椅子のヒントにもなったとかいうこれ。誰しも一度は欲しいと思うものだと思います。

僕も例に漏れず、サラリーマンを辞めたぐらいの時からずっと欲しくて、
「いつか大金持ちになったら自分へのご褒美として買ってやろう!」
と思っていました。

でもあくる年もあくる年も大金持ちにはなれず、ついにリプロダクト品に手を出してしまいました。

スポンサーリンク

リプロダクト品は悪なのか

僕が買ったのはDSRという商品の、ヤフーショッピングで販売されていた”ジェネリック”表記のもの。
一脚4,480円でした。

ハーマンミラーの物を買えば本物だけれど数万円します。

ユーザー目線で考えれば、どうしても本物が欲しいのでなければ、
リプロダクト品で十分。

なぜなら、一時期は粗悪なものが溢れていたみたいですが、
僕が買ったものは座り心地もいいし、もう2年は使っているけれど何ら問題ないから。

それにハーマンミラーの物だって、本物だというのはいわゆる「イームズチェアである」という部分だけで、材質も厳密には当時の物とは違うわけですよね。
そう思うと、何が本物で、どこに価値があるのかがわからないからです。

ただし、これはあくまでユーザー目線で観た時の話。

意匠権が切れてるからOK?

そもそもこういったリプロダクト品が溢れている背景には、イームズチェアの意匠権が切れている事が関係しているんだそうです。

これは薬のジェネリック品もそうだけど、ある一定の期間を過ぎた商品って、
その独占的な使用権が失われるんですよね。

ディズニーの古い映画とかが100円ショップで売られているのもこの関係ですね。

でもこれって、デザイナーなど製作サイドにしてみたら何もいいことないと思うんです。
だから本来なら、そのデザイナーやその家族にも収入が行くようなオリジナルルートで買ってあげる事が正しいんじゃないかなと思います。

お金がある人は是非そうしてほしい。

世の中の流れってのはなかなか変えられない

ただ、世の中には民衆の意思の流れみたいなものがあって、
いくら正しくないことだったとしても、それが求められる場合というのがあるんですよね。

で、それは個人や一企業程度に変えられるようなものじゃない。

結局意匠権が切れた物が世の中にリプロダクトとして広がる背景としては、
世の中の人々がその物の価値をその程度にしか考えていないというところにあるんじゃないかと思うわけです。

ディズニーの名作映画は確かに名作だし、あれがあったからこそ今のアニメがあるというのもわかる。

だけれど、今、あの映画に数千円の価値を見出せるか?と言われたときに、
今は今の時代の価値ある映画があるわけで、そっちを選びかねない。みたいな。

イームズチェアやレスポールギターなんかは「デザインへのリスペクト」があってこそではあるものの、
民意は「でもそれってもうパブリックだよね」って感じなんだろうと思うんです。

だから、同じ形で安い物なら、それでいいって思っちゃうし、
それを求める人がいるんだからリプロダクト品は世の中からなくならない。

おわりに

というわけで、僕は「リプロダクト品」は、デザイナーから見たら悪でしかないけれど、
もっと大きな流れで見ると、やっぱり悪と言って捨てられるようなものではないのかなと思った次第です。

なんだろう、雑把に言ってしまえば「多くの人が求めることこそが正義」みたいな感じでしょうか。
特にインターネットが普及して、民意がやや平等に溢れるようになった今だからこそ、
「多くの人が求める事という流れには、ルールが追いつかなくなる」というような感覚です。

「人を殺してはいけない」というのは、やっぱり多くの人が求めている事だからこそ、法としてなり得ました。
つい100年前ぐらいまで、敵対するグループの人間を殺して食べてもいいという考えをもっていた民族もいると聞きます。
でも多くの人がそれはいけない事だと求めるから、世界的に「ダメなことだよね」ってルール化されていったんだと思う。

だからまぁ、大手を振って「リプロダクトいいよ!安いし、本物買うの馬鹿だよ!」とは言えないけれど、
多くの人が求めてるんだし、許してね・・?みたいな感じでリプロダクトを使っていきます。

スポンサーリンク
この記事が少しでもお役に立てたらシェアして頂けると嬉しいです。

  こちらの記事もおすすめ

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です