「地獄の窯の蓋を開けろ」の続きってどこで読めるの・・・打ち切りの真相?について
2023/08/08
マンガボックスをいつも楽しく読ませて頂いています。
今日、いつものように更新された漫画を見ていっていたら・・・
えっ!!
つい最近始まったばかりの「地獄の窯の蓋を開けろ」が第10話にして完結となっていました。
ええー!
でたよ、またマンボの完結完結詐欺だよこれ。
どうせ最終ページで「マンガボックスでの更新はここまで!続きは単行本でお楽しみください」とか言うんでしょこれ。
とか思ってたら・・・
どうやらマジで終わりだったっぽい。
ご丁寧に「おわり」って書いてあるし。
そもそも他誌連載作品ではなく、マンガボックスオリジナル作品だったみたいですね。
おおすげえ・・・こんな中途半端な打ち切り方ってあるんだと、なかなか斬新な感じがしました。
で、調べてみたところ、作者さんのTwitterで打ち切りの真相と続きについて言及されていたので紹介します。
「 地獄の窯の蓋を開けろ」の打ち切り真相?について
作者の鬼頭えん先生がツイートされていたのがこちら。
マンガボックス連載中の『地獄の釜の略』は8日配信分をもって終了となります。自分が描きたい展開は必ず没にされる()という試される環境での連載開始で、先方が求める作品と自分の作風との接点を掴もうとしていましたが、掴む前に切られたのでこれ以上続ける意味はないと判断し、撤収を決めました。
— 鬼頭えん@3日目-東ネ23 (@kitoen2173) 2016年8月5日
このツイートだけを読んで、僕が感じたのは
「描きたいことが描けなかったからゴネたら『じゃあやめちまえ』っていうんで辞めた」
みたいなことだったのかな?ってところです。
もしかしたら、もっとエログロな作品を描きたかったのかもしれないですね。
マンガボックスは異常なほどにエロ描写に厳しいですし。
ライバル媒体ともいえるマンガワンやジャンプ+が余裕で乳首券を発行しまくっているのに、マンガボックスはすぐに塗りつぶしてしまいますからね!
その結果、「蟻の王」の女体盛りのシーンはカニバリズムに見えてしまったし。
鬼灯の島のこのシーンなんか、実際はパンツ履いてるんですけど、逆になんだかエロく映っちゃうっていう本末転倒具合です。
というか、こういう規制?っていったいどこの誰に配慮してるんだろう・・・?
漫画自体の表現力を殺してまで規制する、そして規制してまでその漫画を掲載する・・・という意図がよくわからないです。
話がそれました。
とにかくマンガボックスがそういった「表現の自由」に対して相当に厳しいのはもう周知の事実だったので、作者先生の発言から僕が咄嗟に考えついた結論が「エログロ描けなかったんだな・・・」ってことだったわけです。
「舌引っこ抜いたらアカン!」つって。
・・・それはもうすでに作品内に掲載されてたので微グロはOKだったのかなw
妄想の域を出ないけども
とはいえ、こういうのは一方的な話だけで判断してはダメですよね。
今回は作者先生側の話だけで、マンボ側の意見を聞けてないわけですから・・・真相は闇の中って感じでしかありません。
とくにマンガボックス・イチ押しの「骨が腐るまで」なんて、結構きわどい描写してるわけだし、
ゴッパァァァン!でお馴染みの天空侵犯だってやばいですもんね。
描写というよりも、作者先生が”性癖”という表現もしていたことから、もうちょっと内面的なエグさが描きたかったのかもしれません。
だとすると逆にマンガボックスのユーザーに需要があったかどうかが微妙なところですね。
※裏サンだったら良かったのかなーとかw
漫画の続きについて
さて、気になるマンガの続きですが、前述の通りマンガボックスオリジナルの作品なので、他媒体で読めるということはなさそうです。
戦国甲子園の最終巻が発売される前に、忍空が始まってしまった・・・あの感覚です。
・・・が、作者先生のツイートによると
とはいえあのお話で描きたかったものは山ほどあるので、今度は最初から自分が好きなように描いてpixivやnoteあたりにあげようと考えてます。お目汚しツイート失礼いたしました。
— 鬼頭えん@3日目-東ネ23 (@kitoen2173) 2016年8月5日
ということなので、続きはPixivあたりで読めるかもしれませんね。
※とはいえ、完全新作になるのかな。契約的にも勝手に載せられないだろうし・・。
作者先生曰く、今回の第10話が「物語の第一話でございました」とのことで、
確かにまだ作品が「面白い、面白くない」に到達する前だったと思います。
ようやく「おっ、そういうことだったの!?」ってところで「おれたちの戦いはこれからだ!」ってなっちゃったわけですからね・・・。
なので、このあと数話ぐらいは見てみたかったな・・・ってのが本音です。
おわりに
というわけで、まさかのブッツリと打ち切られた「地獄の窯の蓋を開けろ」についてでした。
なんだか寂しい終わり方ではありますが、作者先生が急病とかじゃなくて良かったです。
絵も綺麗で見やすかったですし続きが読めたらいいなと思いつつ、ひとまずお疲れさまでした。
後日追記
その後、作者先生のPixivで新生版の1話が掲載され、コミックニュータイプで最後まで連載されたそうです。
2023/08/08