2歳半の息子とプラレール博TOKYO2017参戦!なぜ僕は「もう二度と行くもんか」と堅く誓ったのか
2020/05/04
2017年のゴールデンウィーク、カレンダー上での5連休初日となる5月3日に、ずっと楽しみにしていたプラレール博に行ってきました。
僕自身プラレールにはほとんど興味がないのですが、息子が「ミニカーよりプラレール派」なので、これは是非連れて行ってあげたいと思っていたんですね。
でも、結論から言うと・・・僕自身はもう二度と行かないのではないかと思っています。
それは、イベントが悪かったわけじゃありません。
その証拠に、僕ら以外の家族はみんな活き活きとして楽しそうでした。
ではなぜなのか・・・。
その理由は僕の仕事環境と、プラレール愛にありました。
プラレール博2017の感想
人生初となるプラレール博。
もう本当にめちゃくちゃ楽しみにしていました。
何日も前から「楽しいぞ~!」と言い聞かせ、「ご飯残したら連れて行かない」と言われた息子が珍しくご飯を残さず食べるなど、親子ともどもこの日を待ちわびたものです。
事前にがっちゃんの動画とかで勉強して、気分もものすごく高まっていました。
前売り券も前日までにしっかり購入。
チケット発券サービスや、各路線の駅で売られているようで、当日券と比べると大人もこどもも100円ずつ安く買えます。
「前売り券買わなくても当日券が売り切れることはないから安心だよー」という声もありましたが、僕が当日行ってみた感覚から言えば、絶対に前売り券を買っておいた方がいいです。
展示内容
さすが「PLARAIL EXPO」というだけあって、プラレールの展示物はなかなか熱いものがありました。
特に昔のプラレールなんかは散々「興味ない」といっている僕でも心を動かされたものです。
[参考]僕がプラレールを嫌いな理由
これなんてめちゃくちゃ熱いですよね!
いつの時代の何なのか、素人にはなんのこっちゃわかりませんが、圧倒的に「欲しい!」と思わせる魅力があります。
こうした縦に広がるタワー状レール展示や
横に広がるタウン的な展示は大人気でした。
思わず僕も「うわ、すご!!」と声を漏らしたものです。
人大杉
ただ、ですね・・・。
会場規模に比べて、人の数が多すぎました。
まともに歩けないぐらいの人で、本当に”人疲れ”しちゃう感じです。
僕らが現地に到着したのは13時ころ。
会場入口にたどり着くまでに、前売り券を買っていた僕らですら40分近くは並ばされました。
上の写真はメッセ外周をぐるぐる回されたあとの入口前です。
※当日券の人は、この列に並ぶ前に券を買う列に並んで・・・この最後尾に並びなおす感じです。
並び疲れて、
「やっと入れるね!」
「ここからは楽しめるね!!」
なんて言っていたのもつかの間・・・
会場入り口はあくまで会場(展示ホール)の入り口であって、プラレール博の入り口ではありませんでした・・・。
ここから並ぶこと30分程度・・・やっとプラレール博に入場することができたわけです。
ただ、中に入ったらそりゃ外以上に人がいるのは当たり前です。
「入場ゲートがボトルネックになっているわけですから一時的に人が溜まるだけ」なんて考えていた自分が甘かったです。
ボトルネックを抜けた人たちがどんどん排出されずに会場内に溜まっていくんですから・・・そりゃ人、人、人・・・となりますね。
有料アトラクション(プラレールつりなど)もやりたかったんですが、上の写真の通り。
スタンプラリーのスタンプを押すのにも、この行列です。
さすがに2歳半の息子の我慢も限界がきていて、「プラレールどこでみれるの?どこであそべるの?」という状態で、会場内のプレイランドで遊ぼうかと思いましたが・・・1時間待ちの末、20分のプレイ時間とのことで断念。。。
「これはもう、お土産だけ買って帰ろう。」
そう判断するまで、入場から1時間もかかりませんでした。
あれだけ楽しみにしていた息子を遊ばせられなかったことには悔いが残りましたが、何か会場限定のアイテム一つでも買ってあげたら嬉しいかなー・・・なんて思って物販コーナーへ。
・・・。
ここもかい!!!!!
閉園時間間際のディズニーランドのお土産屋さんを思い出しましたよ・・・。
レジで精算するのにこんな行列に並ばなければならないとは。(奥の方に見える立て看板みたいなのがレジです)
結局、お買い物も断念して、早々に会場を立ち去ることになりました。
限定モノのトミカとかもあったのに残念です。。
隣で並んでいた方が、「ここまで入場チケットが安いんだから人が群がっても仕方ない」と言っていたのが印象的です。
たしかに900円でプラレールのオマケが貰えて、ってだけでかなり格安ですもんね。
逆にもうちょっと高かったら僕ぐらいの興味の層は集まらないだろうし、難しいところなんだろうなぁ・・・。
それにしても本当に人が多かったです。。。
ちなみに、入口付近で迷子ワッペンが配布されていたので、小さい子を連れていく場合には必ず記入のうえ貼っておきたいところですね。
そこそこ強力なので家に帰るまでも全く剥がれることがありませんでした。便利。
戦利品
何も買えず、何も遊べずで出てきてしまった僕らでしたが、入場時にチケットがある人だけ貰える限定グッズがありました。
トーマスのAnnieというキャラのクリアブルー中間車両と
E7系新幹線「かがやき」の中間車両です。
こちらはプラレール博限定アイテムであることが印刷されています。
うちにはトーマスのプラレールもかがやきもありませんが、中間車両が増えたことで息子はとても嬉しかったみたい。
それだけが救いです・・・。
あとは入場ゲートの近くで売られていたスタンプ帳。
スタンプラリー5カ所をクリアするとシールが貰えるというもの。200円。
一応息子も人生初スタンプを楽しめました。
これ、結構記憶に残っていたようで、家に帰るなり留守番していた妻へ報告していたのが印象的です。
なぜ僕はもう二度と行かないのか
さて、冒頭でも書いたとおり、僕はもうこのイベントに参加しようという気はおきないと思っています。
イベント自体が悪いわけではないのに、です。
その最大の理由は「プラレール愛」の違いを見せつけられたからにほかなりません。
プラレール愛の違い
会場にいる他の家族たちは、どんな行列でも、どれだけ人が多くとも、超楽しそうでした。
大好きなプラレールのためなんだから、並ぶことも息苦しいことも全く苦ではないんですね。
いや、苦ではないというと語弊があるかもしれません。苦に感じない、苦と感じても我慢できる、といったところでしょうか。
それが僕みたいな「プラレール博あるんだって。この際だから行っちゃう!?行ってみる!?」みたいなヤツにはただの苦行でしかなくなるわけです。
だって本当に10センチずつしか歩けない、みたいな空間に入れられるわけですからね・・・。
あわよくば展示されている「プラレールの歴史」とかも見たかったですが、人が多すぎてまともに見られなかったりとかも苦痛でした。
もう途中から「甘かった。ディレクションミスだ。早く出たい」ばかり考えてしまっていました。
なので、本当にプラレールを愛している人しか行っちゃダメなイベントだと思います。
仕事環境のせい
もう一つの理由としては、僕は仕事環境のせいで10年ぐらい人混みに行くことや満員電車での通勤をしていません。
つまり、並ぶことや人が多いことに慣れてないんです。
そんな中、突然GW初日という人が溢れる日に人が溢れるイベントへ行ったわけですから・・・他の人よりも余計に「人大杉」と感じてしまったんですね。
普段からこういったストレスに慣れていれば、おそらくこれぐらいの混雑は苦のうちに入らないのかもしれません。
やっぱり人間は温い環境で生きてはいけないんだろうなと痛感しました。
おわりに
といったわけで、プラレール博2017の感想でした。
なんか愚痴っぽくなってしまって申し訳ありません。
最初に書いているとおり、イベント自体が悪いわけではないです。
もし次に行く機会があるとしたら、息子がもうちょっと大きくなって「並ぶのも我慢できる!だから連れて行ってくれ!」となった時ですね。
そんなことを言われたら、父親としては一緒に並んであげないわけにはいきませんし、さすがの僕も大人なんでそれぐらいは我慢できますw
結局今回息子が遊べたのは入場ゲート近くにあった自動改札風のオブジェだけ。
これはなかなか面白かったみたいですね。
でもイベント自体、あそこまで息子の気持ちを高めておいて裏切ってしまったので、本当に息子に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
こんなんだったら、近所のおもちゃ屋さんに連れて行って展示されているプラレールでガンガン遊ばせた方が楽しかっただろうなぁ・・・。
・・・なんて心配しているのは大人だけで、当の本人は「パパと電車に乗って遠出してきた」ということがもはや超楽しかったらしく、「またプラレール博いこうね!」とのことw
まぁ、それならそれでよかったよ・・・お父さんはなんだか救われたよw
今後、僕自身の発案で行くことはないと思いますが、もしも次回、息子に「また行きたい」と言われた時には覚悟を決めていこうと思います。
ちなみに、もともと「初日と最終日は混む」と言われていたので、今日とかは比較的空いていたのかもしれませんね。
また、僕らが入場する際に出口から出てきた人たちが「うわ!朝に来てて良かった」と言っていたので、朝の方が空いていたのかも。(僕らは昼過ぎに行きました)
参考になれば幸いです。
2020/05/04
Comment
こんばんは〜
プラレール博、お疲れ様です。私は今日行ってきましたが人はとても多かったですね〜。今日はスタンプ台のところまでカラーコーンやポールが置いてあって通路が制限されていましたが、写真を見る限りそれがありませんね。初日は無かったんですね。そうすると列が膨らむんで大変そうだなぁ…
今回(というか前回もですが)プラレールに興味があるツレと一緒に参加していたのでいくつか面白い話が聞けました。まず、入り口入って少し先にあるタワーですが、このタワーは30建ての2車線でカタログに載っている現行のラインナップが下から順に走っているそうです。なので、番号の若い新幹線は子供も見やすい下に、番号が大きい貨物列車なんかは中段より上を走っていました。
次に、街をイメージした巨大ジオラマですがこちらにはトミカやアニアという動物フィギュアも一緒に飾られていました。場内で流れていたジオラマ製作過程のムービーによると、あれは畳サイズに分けられたジオラマを置いてその間をレールや道路で繋ぎ、後からトミカやアニアを置いているようですね。警察署にはパトカーが、ガソリンスタンドにはタンクローリーといったように情景にあった車種がキチンと置いてあり、なかなか良くできているなぁと思いました。アニアも環境ごとに様々な動物が置いてあり、木がゴッソリ生えてる森みたいなところにステゴザウルスが隠れるように置いてあるのは少し笑ってしまいました。アトラクションは私は興味が無いのでスルーし、物販コーナーへ。
限定トミカは去年ぐらいから発売されたものと今年発売されたものが売っていました。しかし、私が行った時点で今年発売のシビックは完売。時点で人気の豚運搬車も数えるほどしかありませんでしたね。
アトラクションの待ち時間を見たところ、1時間待ちとかなってましたがまぁこれはいつもの事なので別段混んで無いかなぁと(多分感覚麻痺してますねw)
。
ちなみにトミカ博が8月に横浜でありますが、これもプラレール博同様混みますね。トミカ博(多分プラレール博も?)は手続きを行えば再入場も可能なので理想としては朝早めに入場して物販で買い物やアトラクションを済ませ、一旦会場から出てお昼を横浜で過ごし、イベント終了時間1時間前ぐらいに再入場して残りを見るというのが良いルートかもしれませんね。
5踏みさん
こんばんは!コメントありがとうございます!
今年も行かれたんですね~!僕も友人と行けたらもうちょっと楽しかったかもしれません・・・;
>番号の若い新幹線は子供も見やすい下に、番号が大きい貨物列車なんかは中段より上を走っていました。
おおー、面白いです!
実はいま、僕が一番気になっているプラレールが貨物列車なんですよ。
あれはどちらかというと大きいお友達向け、ってことなんですね。
>場内で流れていたジオラマ製作過程のムービー
こんなのあったんですね・・・全然余裕がありませんでした。
>木がゴッソリ生えてる森みたいなところにステゴザウルス
ああ~遊び心があっていいですねw
あれでもうちょっと人がいなければなぁ。。
>限定トミカ
えっ、去年のやつとかもあるんですか!
意外と球数用意されてるんですね。それなのに完売しているアイテムがあるとは・・・。
そしてアトラクションの待ち時間1時間は普通なんですね。
ってことは遊園地行く覚悟を持っていなければならなかったんだなぁ・・・教訓にします。
>朝早めに入場して物販で買い物やアトラクションを済ませ、一旦会場から出てお昼を横浜で過ごし、イベント終了時間1時間前ぐらいに再入場して残りを見る
うおおお!その手があったか!
これが正解じゃないですか!?
今回プラレール博も再入場手続きやってました、そういえば。
トミカ博もこんなに混むんなら・・・と諦めムードでしたが、ちょっとだけ光が見えてきましたw
問題は・・・横浜まで息子を連れていく自信がないということです。。。
昔、わたしが家族でプラレール博へ行った時は、GWでも4月の平日をチョイスし、朝早く開場前から並ぶ作戦を敢行しました。そのお陰か入場後もまだ人が少なめで、各コーナーでのタイムロスもそれ程なく、お土産もしっかり選んで買え、午後一番には会場を離脱という速攻で訪問を終えられました。
もっとも、家内がプラレール派なので、限定車両やらレール量り売りやらと色々と買う羽目にもなりましたが・・・w。ま、わたしと言えば限定トミカだけを見ておりました。そんな訳で、息子は一挙両得で大喜びにw。
エイブさん
コメントありがとうございます!
今回は平日がなかったんですよ・・・。プラレール側が5/3~5/7という全休日にイベントをぶつけてきたんですw
朝早く作戦が一番良さそうですね。
今回も昼過ぎに帰る方たちが列を見て若干引いていたのが印象的でした。
>もっとも、家内がプラレール派なので、限定車両やらレール量り売りやらと色々と買う羽目にもなりましたが・・・w
えっ・・・
エイブさんがあれだけ血を吐きながらミニカーを買っているのに、奥様はプラレールガンガン買っていいんですか!?w
家庭内カーストが。。。
>息子は一挙両得で大喜びにw。
僕らはその笑顔を見るために頑張っているわけで・・・お子さんが喜んでいたのなら何よりですね!
うちは・・・可哀想なことをしました^^;