鬼滅の刃をついに全巻読みました!【大人買い】
2023/08/08
この春よりまたアニメが再開した鬼滅の刃!
以前から「コミックスで読みたい」と願っていたのですが、この度ちょっとしたポイントが貯まったことにより、大人買いさせて頂きましたよ~。
一応アニメの方は竈門炭治郎 立志編、無限列車編、遊郭編までは観ていたので、コミックスで補完したのは後半の12巻~最終巻ってところでした。
そう思うと、もうあとちょっとでアニメも完結に向かうんですねえ。(残すは刀鍛冶の里編と無限城編のみ)
というわけで・・・とりあえず一周ではありますが、一気読みした感想をば。
全編思ってたより短かった!
鬼滅の刃を23巻まで読んでみて、一番感じたのは「えっ・・・もう終わり??」というものでした。
もちろん「面白いから早かった」というのもあるでしょうけど、それ以前に物理的な話の短さというのもあったかな?と。
なんていうか、刀鍛冶の里編までとそれ以降とで話の進むスピードが違うというか。
具体的には「えっ、上弦の壱~参と無惨様のバトルってセットなのかよ!!」みたいなところとか。
「えっ・・・ラスボスってマジであのお方なのかよ!!真の黒幕とかいるんじゃないのかよ!」とか。(まぁ、ラスボス後のラスボスはいたけどw)
なんかもっと丁寧にというか・・・ワンピぐらい冗長にやっても許されたんじゃないか??って思いました。
※上弦の伍、玉壺なんて過去すら掘り下げられなかったしねw
伏線が色々と良かった!
個人的には漫画の「そっと張り巡らされた伏線」って大好きで。
鬼滅の刃も「なぜ青い彼岸花は見つからなかったのか?」とか「なぜ無惨様は山奥の竈門家まではるばる訪れたのか?」というようなのも垣間見えたのは良かったです。
青い彼岸花が見つからなかったのは、「日光の下でしか咲かないから」なんでしょ?
無惨様が「闇夜しか行動できない鬼」をいくら増殖させたところで、そりゃ見つかるわけがない、と。
あと物語序盤の竈門家にて、襲われた禰豆子が鬼化していることから、そこに来ていたのは無惨様本人だったというのがわかるわけですが・・・
なぜあんな山奥にある「こんなところにポツンと一軒家」に無惨様がはるばる訪れたのか・・・?
・・・の理由が、まさかそこが過去に唯一無惨様を追い詰めた隊士の暮らしていた家だったから、とは!!
Hmm…おもしろい!よく練られてらっしゃる!
何気に隊士たちの過去回想で、だいたい煉獄一家が人助けしているのとかもおもろかったなぁ。
鬼も転生して欲しかった
鬼滅の刃、最終巻の最後には生き残った面々の子孫やら、そうでない子たちの転生者やらが描かれた「サービス回」のようなものがあって、個人的にはそれもすごく嬉しかったです。
だって言ってしまえばあのエピソードって不要で、その前の話の最後に「END…」ってすることもできたわけですよ。
それが「この子たちの子孫が~」っていうのを見せてくれたのは、少しだけ救われたかなぁ~と。
ただ!
それを言うなら願わくば、鬼の方の転生体も見たかったですね。
どうしようもない理由で鬼になったヤツもいますけど、だいたいは「仕方なかった」というか、無惨に弱みにつけこまれただけのような気がするんですよ。
そう思うと、現世ではたしかに残酷に人を殺めてしまったけれども、来世がないというのも可哀想というか。。。
誰だって虫を殺したことってあるじゃん?
なんていうか、それと一緒なんじゃないかなぁ・・・?と。。。
特に猗窩座の過去編を読んじゃうとね・・・。
童磨なんかは許されるべきじゃないけれど、猗窩座はね、、、
※無限列車編では憎かったけれど、読み終えた今は猗窩座推しです。
・・・っていうかみんな家を留守にして帰りが遅くなった隙に大切な人を殺され過ぎなんよ。。。
人がどんどん死んで嫌だった
あとですねー・・・鬼滅の刃は進撃の巨人以上に仲間キャラクターをバスバス殺していくのが辛かったです。
無限列車編で「煉獄さぁぁぁーーーーん!!!」ってなった人も多いと思うんですが、、、その後の展開、それどころじゃないじゃん。。。
マジで、バスバス死ぬやん。
え、まさかのそっちが死んでそっちが生き残り??みたいなのもあるやん。
あれだけ嫌いだった柱の面々が、ようやく最後の方で「みんな好きィ!!」ってなりかけてたところだったのに。あんなにも殺すとは。。。
あと無惨様が覚醒したシーンで鬼殺隊が文字通り散らされたシーンとか、本当に辛かった。。。
どうにか村田さんが生き延びてくれて良かった・・・(義勇さんとお酒を酌み交わしているシーンとか見たかった)
ボスの倒し方が良かった!!!
でもって・・・無惨様を倒すときの方法がね。まさかの「老化」+「日光」っていうね。
インフレ化したパワーの押し合いで「うおおおおお!!」って気合いを入れて勝つとかじゃなかったのがこれまた良かったです。
てかあんだけ、千年以上も生きてて老化に敗れるとはね。
マジで無惨様が言っていたとおり、鬼に殺されることは「天災にあった」と思って忘れていれば、そのうち無惨様も年老いて死んで全て解決していた可能性があるんじゃないか・・・とか考えてしまいました。(あくまで可能性)
また、なんだかんだ鬼殺隊が「誰一人の力がなくても勝てなかった」というような戦い方になっていたのに対し、無惨様は有名なパワハラ会議等々で身内をバスバス殺していたせいで、最終的には自分を助けてくれる仲間が一人もいなかったという描写がすごく良かったです。
ガチで、下弦の弐~陸を生かしておけば、最後の最後で日光から逃れられた可能性だってあるのにね。
結局、将来の自分を作るのは自分がそれまでにしてきた行動の結果・・・っていうのがよくわかるエンドでした。(バタフライエフェクトやね)
おわりに
そんな感じ!!面白かったぁ!!!
ここからまた1巻に戻って読み直したいところです。
特にコミックスだと「大正昔話」なる作者先生の設定が挟み込まれているのがいいですね。よりキャラへの想いが深まってのめり込める感ある。
さーて、アニメの方も楽しみだ!!
戻れたッ!良かったッ!!
2023/08/08
Comment
お疲れ様でふ
すごい熱量!!
アカザの隣に描かれているお方はスネちゃまなの?
アカザ推しの理由がうちの上の娘と一緒w
ヤツは女を襲わない・食わないだとか、術式展開の雪の結晶模様が云々、それら全てが悲しい過去に繋がって泣けるとかなんとか
確かにそうなんだけど、、
分かるけど、、
だからって男だけを選んで殺めていい理由にはならないんだよなぁと(どこまでも救われないだけ…悲しス)
フィクションであり、どのキャラクターを推そうが勝手なんだけど、じゃあ自分がアカザの立場になった時、自暴自棄になって鬼化しその後も生き長らえることが果たしてどうなのかと家族会議しましたよw
めんどくせーって思われたでしょうが、すごい倫理観をくすぐる話だったのね
もし、娘が鬼化して人を襲って世間に迷惑をかけたら、オレが直接行ってお前にトドメをさすと
その後責任取って切腹したるわいって
親だから子のオトシマエは絶対に取るからなと
これから長い人生を生きていく上で色々あるだろうけど、それ位の覚悟を持って生きよと
(姿形が鬼じゃなくとも行為そのものが鬼となったような事件とかは現実あるよね。現実世界は法で裁かれるけど。誰しも加害者にも被害者にもならせたくorなりたくないよね)
あら
なんの話でしたっけ?
そうそう、青い彼岸花
もし日中しか咲かないなら人間に頼んで探してもらえばよかったんじゃねと
千年近く生きてるくせに何をやっとんねんと(ストーリーのゲシュタルト崩壊)
そもそも論、パワハラやってる輩が人に頭下げられるかどうかですけども
オレは楽出来るならいくらでも誰にでも頭下げられるよ(クソみたいなプライドがクソ)
あと、無惨野郎が竈門家に行ったのって竈門母がセクスィー(ホクロがセクスィー)だからじゃなかったんですな
自分が生き長らえる為に性欲まで失ったのかと
やっぱりコイツ終わってんなと
(コイツも犠牲者なんだろうけど…でもやってることがそれを超越してるし…千年近くも活きてればそりゃ枯れるか)
でも、なんだかんだ言って面白かったれす
ワニ先生には感謝なのです
無駄に長くなくて潔かった
最終話は当時色々言われてたけど、オレもかけたよさんと同じですごい救われた感があったなー
鬼の後日談は不要です(色々スピンオフ書籍も出てるようですしちらし寿司)
あと、近年の中で珍しく最初から最後までジャンプ連載で読み終えた漫画だったゆえ、よく分かんない達成感も清々しいのですw
オレもタンジローみたいに素直に生きたい
でも、タンジローが鬼化してネズコ女史を襲った時にネズコ女史が言ったセリフみたいな生き方を歩んで行くことになるのかー
相当タフ(or鈍感orアホw)じゃないとムリかもです
長文失礼しましたm(_ _)m
オレも相当な熱量だなモシ
こいつは春からめでてぇやっ!
ロードランナーK.K.さん
コメントありがとうございます!
いや、コメントがすごい熱量!!
猗窩座のお隣さんは「カオスだもんね」っていう漫画に出てくるアカザーさんですw
僕が猗窩座推しの理由はあの過去編も好きなんですけど、やっぱりストイックに強さを求める姿勢とかも好きなんですよ〜。
あとはあの変な構えもwあれ、癖になります。
自分が猗窩座の立場になった場合かぁ・・・。
たしかに人間であるうちに盗みも繰り返してたし、隣の道場の息子含めて全員虐殺してますしね。リアルだったら下手したらシリアルキラーに分類されてもおかしくないのかな?
それを境遇のせいにして許すのはどうか?ってのはあるかもしれません。
ただやっぱ僕、境遇っていうのも重視すべきだとは思ってて。
たまたま自分は恵まれて「普通の家」に育つことができたから綺麗事が言えるけれど、そうじゃなかったら今と同じ考えにはなれてなかったと思うんですよね、、、
猗窩座の場合、親御さんが病弱で、薬を買うための金を盗んで・・・その罪で親が自殺して・・・っていうどうしようもない境遇が、そして改心しようとした矢先に育ての親と恋人を毒殺されるという事件が、結果的にあの鬼を産んでしまったのかなと思うとイタタマレズ。。。
仰る通り、親御さんが切腹したるぐらいの気迫でいてくれたら、現実世界でも鬼は生まれないのかもしれませんな!
>人間に頼んで
ほんまやw
人間のお屋敷に養子として入り込んで研究してたぐらいなんだからねえ、、、
>人に頭下げられるか
一応、東京?かどこかで酔っ払いとぶつかった時には「すみません」って言ってたんですよ!w
>性欲まで失ったのかと
そうなんですよ。僕はこの手の敵キャラに感じるのは「千年も生きてて、まだそんな阿呆なんかい!」というところでして。
ダイの大冒険のボスであるバーン様も千年以上生きててすごいアホだったんですよね、、、
それだけ「生」だけに執着できるというのはすごいですけど、逆にいうと「他に楽しいことなかったのか・・・」と可哀想になったり。
>鬼の後日談
なんでよ〜!いるでしょうよ〜。
堕姫が幸せだった世界線も観たいよ僕は。
じゃあもし、炭治郎が妓夫太郎と同じ容姿、同じ境遇で生まれていたら、ヤツは鬼にならなかったと言いきれるのか!?って話ですよ。
>素直に生きたい
なんだかんだ無惨様も素直ではあったのかなとw