ステーキガストに行ってきた！この価格でこのクオリティ！・・・だけどちょっと残念だった点も

先日、ついに人生初となるステーキガストに行ってきました！

ステーキガストはすかいらーくグループのファミレス「ガスト」がステーキ＆サラダバー形態になったお店です。
僕が初めてガストに出会ったのは今から20年前ぐらいのことで、その頃は「ハンバーグとかステーキが安く食べられるファミレス」という印象があったのを考えると、”正しい方向”に進化したのがステーキガストなのかもしれません。

念願のステーキガストだったので、行けたこと自体がかなり嬉しかったです！

でも、良いところも残念なところもありました。
簡単にレビューしたいと思います。

ステーキガストのレビュー

ステーキガストはステーキやハンバーグといったグリルメニューを中心に、サラダバーやスープなどが楽しめるステーキファミレスです。
価格帯は税抜き899円程度から楽しめて、全品サラダバー付きという嬉しいメニュー展開になっています。

今回僕らは「イチボ」と「熟成カットステーキ」（どちらも1,200円ぐらい）をオーダーしました。

ステーキガストでは自分でサラダやパン、スープにカレーなどを取りに行くビュッフェスタイルになっています。
店内は比較的綺麗で、ファインな印象を受けました。

ドリンクバーを別につけることも可能で、オーダー後は必然的にビュッフェ台へ行く事になります。

ちょっと残念だけど、ちょっと嬉しいサラダバー

サラダバーは他の同形態レストランのような感じで、冷野菜各種にポテトサラダ、パスタなんかが置いてありました。
やや品数が少なく感じたのがちょっと残念に感じたところです。

ただまぁ、これはメインではなくてオマケみたいなところがあるので・・・多くを望んではいけません。
その分ドレッシングの種類が多かったり、明太子ドレッシングのような変わり種も楽しめたのは面白かったです。

ただ、パスタはなぜかほとんど味がついていなかったり・・・奇抜なドレッシングは人によってアタリハズレが大きかったりするので注意。

コーヒーゼリーやフルーチェといったちょっとしたデザートもサラダバーに含まれていたのは嬉しかったですね～。
と言ってもこちらもオマケなので、種類は少な目。

某店のソフトクリームバーみたいなのはありませんでした。

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でもでも、このコーヒーゼリーが、お腹いっぱいステーキを食べたあとでの〆にちょうど良かったです。

たくさんのステーキが焼きあがっていく様は圧巻

サラダバーを盛り付けていると、すぐ近くにあった厨房が目に入りました。
ここにはステーキ専門のファミレスらしく、ずらっと配膳待ちのステーキが並んでいてすごかったです。

サラダを選びながら、これから食べるであろうステーキたちに想いを馳せてワクワクしましたｗ

自慢のソースバーは、残念ポイント

ステーキガストといえば「ソースバー」が有名です。
僕が行った店舗では全部で10種以上のソースが用意されていました。

10種類もあるというのは「好きな味で食べられる！」という嬉しさを感じる部分でもあるんですが、飲食店においては実は逆効果になる場合もあるんです。

というのも、飲食店に行く人というのは基本的に「100%に出来上がったもの」を食べたいと思っているものだから。
要するに「お金を払う代わりに、一番美味しいヤツをくれ！」って思っているというわけですね。

今回の僕のオーダーでいえば「イチボを美味しく食べられるソースってどれなの？」ってところがわからず、悩んでしまいました。
※ここでハズレのソースを引きたくはないですし・・・。

以前、テレビ番組に出演していた某有名シェフも「飲食店で完成していない商品を出すのはおかしい」というようなことを言っていたのを思い出します。
サラダバーのような副菜ならまだしも、メインであるステーキのソースを「最終的に決定するのが自分」というのはやっぱりおかしいかなと。

これが例えば「どれも自身満々な3種のソースがあるんだけど、どれにする？」ってオーダー時に言われているのなら違ったと思うんですよ。
それでも個人的にはチープな印象を受けてしまいますが・・・。（実際はチープなんだけどｗ）

それが、オーダー後に自分で10種もある中から選ばなければいけないとなると・・・なかなか選べませんよね。
ソースを食べに行っているわけじゃないんだし・・・。

しかもサラダバーのドレッシング同様、人によってはアタリハズレがあるようなソースなので・・・悩ましいところですｗ

この価格でこの肉はすごい

今回僕がオーダーしたのはイチボと呼ばれる、ランプ付近の部位のステーキです。
僕は肉系男子ではないので詳しくはわかりませんが、公式の説明によればめちゃくちゃ希少な部位で「この分厚さで提供するのはすごい」んだとか。

焼き加減はミディアム～ミディアムレアってところでした。
あつあつの鉄板に乗ってるせいか、時間が経つにつれてミディアムウェルぐらいにはなります。

これを鉄板の上にあるあっつあつの焼き石でジューッと、好きな加減にまで焼いて食べるという方式。

妻がオーダーしたのは熟成カットステーキ。
AGED BEEFと書いてあったので、熟成肉なんだとは思います。
ただ、何日熟成とか、そのこだわり的なのはとくに書かれていなかったので詳細は不明。

で、これらのお肉さんたちの味わいは、正直言って「イチボすげえ！」とか「熟成感パネェ！！」とかにはなりませんでした。
・・・なので、普段からいい肉を食べ慣れている方にしてみたら「ステーキガスト、こんなもんかよ」って思っちゃう可能性は否定できないと思います。

ただ！！

この熟成カットステーキなんて1,200円ぐらいで160gかつサラダバー付きですからね・・・？
ありえない価格設定ですよね？？

そう思ったら「この値段でこれ！？」っていう超コスパ感を得られるメニューなんだと言えそうです。

ご飯食べたいならハンバーグ

今回僕は「夕飯」と思っていったので、ステーキが来るときにご飯もよそってきました。

・・・が、ステーキガストの赤身ステーキは（とくに厚みのあったイチボは）、どちらかというとパンまたはお酒と合わせたい感じ。

もしご飯を食べたいと思うのなら、迷わずハンバーグにしておいた方がいいかもしれません。
ビーフ100%の粗挽きデラックスハンバーグは1,199円で225gという大ボリュームでした。（しかもサラダバー付き）

同行者がオーダーしたものを一口だけ頂いたのですが、粗挽きといってもガツンとくる感じではなく・・・ふんわりとした「日本のハンバーグ」といった感じで、さすが「ハンバーグといえばガスト」だなと思えました。

その他の感想

その他の部分で言えば、カレー用に辛味スパイスと粉チーズが用意されていた点が嬉しかったのと、スープバーにコーンクリームがない点が悲しかったのが挙げられます。

僕はサラダバーやビュッフェスタイルのお店に行くと必ずカレーを一口は食べたい人間なのですが、カレーだけでもいろんな味を楽しませようという姿勢は例のソースバーに通ずるところがあって、これが店舗のスタイルなんだろうなと思わせられました。

これはメインアイテムじゃないので「いろいろ選べる」のは嬉しいわけですｗ
わがままでスマン。

そして僕は小さいころからステーキハウスに行った時にはコーンクリームスープを飲むのが定番でした。
普段家では飲めないようなスープなので、あれがあるのって嬉しかったんですよね～。

なのでそれが無いというのが残念ポイントだったんです。

ただしこれは僕個人の問題。
スープ自体は2種類あったので、至れり尽くせりではあります。

あとは・・・ステーキソースとして用意されていた「トマトガーリック」みたいなヤツ！
ごはんにかけて食べたら美味しかったなぁ・・・あれだけで何杯かいけちゃいますｗ

おわりに

というわけで、ステーキガストのレビューでした。

良くも悪くもファミレスのステーキハウスといった感じのお店です。
お肉にこだわりたいのかそうじゃないのかがよく見えない感じというのがありつつも、価格が安いだけに気軽に行けちゃう的な。

こういうお店はたくさんあるので、個人的にはもうちょっと「正しい楽しみ方」を知りたいところではありますね～。

次回行けるならフィレで晩酌する・・・みたいなの試してみたいなぁ。
※ただ、最寄りの店舗が車でしか行けないところなのでなかなか実現が難しいですが。。。

ごちそうさまでした！