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激安スーパー「セレクション」の価格じゃない魅力

 - 雑記

      2018/12/09

僕の母が勤めていたスーパーが潰れ、
新しく居ぬきで「セレクション」というスーパーが出来ました。

聞き覚えのない名前のスーパーだったし、
「すごく安いらしい」という前評判から、あまりいいイメージがありませんでした。

開店初日、入場制限を行うほどの人気ぶりを見ても
「どうせオープンラッシュでしょ」と鼻で笑っていた僕ですが、
実際に買い物をしにいくようになって、他所のスーパーとは圧倒的に「活気が違う」と思うようになりました。

結論から言えば、今ではセレクションに行くのが楽しみになっています。

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母が勤めていたスーパー、勤めているスーパー

僕の母はもう10数年スーパーでパートタイマーをしています。
還暦を越え、「一日中立っているのも疲れる」と愚痴をこぼしていますが、
働いていないよりは精神的にも一人でいるよりいいんじゃないかと思っています。
※父は早くに他界したため。

本当は僕が養ってあげるぐらい出世すればいいんですけどね・・・なかなかうまくいかないもんです。

店が死んでいた、母が勤めていたスーパー

母が以前勤めていたスーパーは、僕が小学生ぐらいの頃に新しく出来たスーパーで、
もうかれこれ20数年は続いていました。

とはいえ、ここ10年ぐらいはずっと店内に暗い空気が漂っていて、
たまに実家に帰っても「特に行きたくない」と思うような場所でした。

当時母から聞いていた話だと、
総じて店長としてやってくる人間がダメ。
その店長の部下になるわけだから、基本的に社員もダメ。という環境。

もちろんパートタイマー目線から見た「ダメ」っていうのは、
会社目線で見れば違うとは思います。

でも、話を聞く限り、経営経験のある僕から見ても相当ダメでした。

何がダメって、まず店長は店長室から出てこない。
なんだったら若いパートの子に手を出す。
クレームがあっても対応しない。
「店長の島」なる、自分の好みのアイテム(売れない)を並べるスペースを作る。
(それをパートタイマーに買わせる)
・・・などなど。

そんな店長の下で育つからなのか、
それともスーパー業界の社員は総じて意識が低いのかはわかりませんが、
店内で怒鳴る怒鳴るw

スーパーじゃなくとも、誰かが怒っている店というのは近づきたくないものです。

社員の質が低くなれば、当然パートタイマーの質も低くなります。
若く優秀なパートタイマーさんは、すぐに辞めて近くの他のスーパーに移動します。
残った人たちの中には、毎日違算を出す人もいたそうですw(さすがにクビになったとか)

そういう状況なのにも関わらず、
「あっちのスーパーよりウチはこれが安い」とか
「うちはポイントカードを導入して・・・」とか
見当違いな事を言っていた・・・いや、実践していたそうで、
素人目線ながらも「そりゃー潰れるべくして潰れたんだろうな・・・」と思わずにはいられませんでした。

※後から聞いた話だと、その店舗は各店や本部で”使えなくなった人”を天下りさせる対象の店だったんだとかwひどい話です。

店が生きている、母が勤めているスーパー

その店が潰れることとなり、
60を越えた母がハローワークに通い見つけたのがいま勤めているスーパー「LIFE」です。

話を聞く限りだと、店長以下社員の行動が”会社然としている”といったところ。

例えば、(母から聞いた話)
「店長が電車の遅延で遅刻をする時に必ずお店に電話してくるのよ」
とかですw

「は?なにいってんの?あたりまえじゃん」
って思った人、その通りです。

そんな当たり前の事が出来ていない前の店を経験した母からしたら、
そんな当たり前の事が出来ている今の店の店長に感動しているというわけ。

しかも
「店長が遅刻するということを、社員経由でパートに伝えてくれる」
「その時に、店長対応となる仕事があった場合にどうすべきか指示してくれる」
っていうんですから、素晴らしいと思いましたw

当然、今勤めているパート先は経営状態が苦しくなかったそうです。

そう、「セレクション」が出来るまでは。

セレクションの魅力

僕がセレクションに初めて行って思ったのは、
とにかく野菜が安いという事でした。

もちろん物によりますが、だいたいは本当にむちゃくちゃ安い。

そしてなんだったらお肉なんかも日によってはすげー安い。
お惣菜に至っては毎日安いし、そこそこボリュームがある。

普通の主婦だったら、ここまで聞いたらワクワクしそうなものです。

※ちなみに僕は夕方の半額シールで、
280円ぐらいのかつ丼を140円で買いました・・・。
正直、十分すぎる内容でした。

でも僕には、その価格よりもすごく魅力的に映ったものがあります。
それは、「活気」でした。

初めてセレクションに行った日は、オープン間もない日だったからだとは思いますが、
鮮魚コーナーなんかで声をあげているスタッフさんがいました。

「はい、安いよ安いよ!今日はこれがお得だよ!」
っていうアレです。

あんなの、自分がやらなきゃいけないと言われたら
「こんなの意味あんのかよ・・・」って思ってしまいますが、
実際に目の当たりにしてわかりました。

あれ、意味あります。

そこにどんどん人が集まるように出来てるんですね。

いまでこそ鮮魚コーナーはもう少し静かになりましたが、
それでもそこかしこで声がしていたり、賑わってる感じがするんです。

なんだろう、買い物をしている人の顔が輝いてる気がするんですよ。

作荷台付近では各お客に声かけをしている男性もいて、
なんだか気配りを感じるような部分もありました。

何度か通って、本当にファンになってしまいました。

セレクションの一見ダメそうなところ

そんなセレクションにも、一見ダメそうなところがあります。

例えばそれは、店内がほぼ一方通行なところ。
僕の実家近くのお店は、入口に入ったら出口から出るまで一本の道のようになっています。

従来のスーパーは自由じゃないですか。

だいたいは野菜コーナーから進んで、鮮魚・精肉と回って・・・って流れがありますけど、
最初にお惣菜を見にいってもいいわけですよ。

でもセレクションは、道順があらかじめ決められているわけです。

僕は経験則から、ある程度の不自由は必要だと思うんですね。
顧客ってまるっきりの自由を与えられると動けなくなる人が多いんです。
だから、「ここはこう進んでね」「ここまで行ったらゴールだよ」って教えてあげる必要がある。

そう思うと、ほぼ一方通行なのは全然悪いことじゃないんです。

他にも、レジでのクレカの使い方とか、
色々と行動が制限されることがあるんです。

で、こういうのって、勘違いしているマーケターとかだと
「お客さんの為に!!」とか言って何でも許しちゃうわけですよ。

何でも許すから、無法地帯になって、
みんなの買い物が楽しくなくなるわけ。

それをセレクションは、「制限を作る事で、みんなが楽しく買い物を出来る」という環境を作っているんじゃないかと思ったんです。

だって、買い物している人、みんな楽しそうだし嬉しそうだったもの。

価格も安く、活気もあれば、そりゃみんな行きたくなるわけです。

ラインナップの魅力

そして僕がすごいと思っているのは、
価格だけじゃなく、ラインナップでも勝負しているところでした。

例えば、クラフトビールのそろえが普通のスーパーの比じゃありません。
しかも、よくある「ラガー(ピルスナー)ばかりそろえる」というものではなく、
多様なスタイルで揃えてありました。

他にもスパークリングワインの安価な物を置いていたり、
チーズの種類が豊富だったりと、スーパーとしてのこだわりも感じられるすごさです。

日常的に使うスーパーだからこそ、
日常を少し彩る事にも余念がない、そんな姿勢を感じられました。

他を圧倒する力

僕の実家近くには、母が勤めていたスーパー以外にももう1つスーパーがありました。
実はそこがセレクションが出来るまでは一番活気あるスーパーでした。

新鮮な鮮魚を入手できるルートを持っているお店らしく、
鮮魚コーナーはいつ行っても賑わっていた印象のそのスーパー。

セレクションが出来てからは、見事に活気を奪われていました。

また、それまで地域最安値だったスーパーでさえ、
ほぼ同価格展開をするセレクションに顧客を奪われてしまっているとは母談です。

1強という図ができてしまうと市場的に結構危険だとは思うんですが、
そうなりかねない現況だということです。

おわりに

というわけで、魅力的なスーパー「セレクション」について褒めちぎってきましたが、
神に誓って関係者ではないですw

言うならば、ハーゲンダッツとかはちょっと高いから、
僕は地元のイオン系列のスーパーで買ってますw

あと今調べてみたら、CGCっていう大きいグループの会社さんなんですね。
過去には「とりあえず五平」という外食チェーンを潰していたり、場所によってはスーパー事業も撤退しているみたい。

母曰く、「セレクションのスタッフさんはみんな感じいいけど、店長はカス」っていう事だったので、
まぁ、スーパーの経営もそんな甘かないんだろうなと思います。(あたりまえ)

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