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サマータイムレンダを観た小学生息子の疑問「なんで影がいない世界でも慎平と潮は仲良しなの?」

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      2023/08/08

画像は本記事とは関係ありません

サマータイムレンダのアニメ版を息子と一緒に鑑賞しました。

アレ、漫画版の方はジャンプ+でずっと追ってまして、最終回まで読んだんですけども・・・アニメはアニメで観たくなってしまって、Amazon Primeで1話目を観たんですよ。
そしたら横でゲームやってた息子がいつの間にか一緒に観ててw

やっぱあの始まり方はね・・・キャッチーですもんね。観たくなるよね。
(アニメ自体は2nd OPのおかげか「Very 志倉千代丸」・・・って感じでしたが)

んで、小学2年生にはちと難しかったかなー?とも思ったんですが・・・なかなか楽しかったようで最終話まで追うことができました。

※以下、ネタバレありです。
ネタバレ無しのサマレン感想はこちら。

サマータイムレンダが面白い!!タイムリープ×ドッペルゲンガー的 成り代わりサスペンス漫画!【ジャンプ+】

さて、最終話まで観終わった息子くん、どうしても疑問だったところがあったみたいで・・・こんなことを聞かれましたッ!

なんで影がいなくなった世界でも慎平は潮と仲良しなの?

と・・・!!

サマータイムレンダの時間軸・世界線についてのおさらい

サマータイムレンダ、原作を一度読んだだけだとイマイチ理解できなかったんですが、今回アニメを追うことでだいぶ理解が追い付いたと思います。

この手のループものは「今どこの世界線にいるのか」っていうのと、「誰が観測者なのか」っていうのが特定できないと非常に難しいんですが、、、

作品の冒頭に出てくる「ちゃんと私のこと見つけてよ」っていう潮は「ウシオ(影)」で、このウシオは本編のラスボスを倒すまで一緒に旅をしてきた存在で。
ラスボスを倒したあとで過去に干渉し、影を生み出す元となる存在=鯨ヒルコを消した張本人がループして戻ってきた姿だった、と。

本来であれば鯨が消えた時点でハイネが消えたのと同様に、ウシオ(影)も消えやんとおかしいのですが、なぜか最後の力を振り絞って「ループを乗り越えてあの夏を描き直す!」と、同じ世界線における「物語が始まる前日」に戻り、ひづるさんのスマホに声を録音、慎平の右目にハイネの力を託してから消えたわけです。

で、一緒にラスボスを倒して過去に干渉した慎平の方だけなぜか「影の生まれなかった世界線」の2018年に戻ったわけですな。慎平は人間だからね。

つまりはまぁ・・・ずっと「慎平が世界線の観測者」であるかのように描かれていたけれど、本当は慎平の目およびウシオ(影)という「影の力(=ヒルコ)」こそが観測者であったということですな。

~おさらい・おわり~

最終話は「影が生まれなかった世界」

というわけで、最終話は影が生まれなかった日都ヶ島が描かれているわけなのですが・・・影の力を失った慎平にもなぜか「影がいた世界線の記憶」がうっすら残っており、おかげで「ひづる=南雲竜之介」を知っているだとか、澪の自転車のブレーキが壊れているんじゃないか疑うだとかがありました。

おそらくは影と身近にい過ぎたせいで濃く記憶が残ってしまったとか、そういうバグみたいなもんかとw

影がいない世界なので当然、慎平の両親も生きており、島には網代家も存在しているのですが、慎平が帰郷後に直で洋食コフネに向かうという謎行動にも影世界での記憶がチラついていますな。

んで!!

冒頭の我が家の息子が投げかけた疑問なのですが。
慎平の両親も存在しているということは、慎平と小舟の姉妹は特に家族のように育つ理由が見当たらないわけですよ。
(もともと本編での慎平は両親が亡くなったから小舟家で預かって貰ってたわけでしょう?)

それなのになぜ、本編と同じような距離感で慎平と潮が接しているのか??
つまり、なぜ仲良しなのか??と。

まぁ、この辺はもうシュタインズ・ゲートなどでお馴染みの、「並行世界はだいたい同じような結末に辿り着く」っていうことで説明がつくんですけどもw
要は神のアルゴリズムによって「どのみち慎平と潮は惹かれ合う」というのが決まっていた、ということなんでしょうね。

だから家族同然に育たなかったとしても、日都ヶ島の中で幼馴染として育ってしまえば、いずれはくっつく・・・と。
運命です、運命w

身も蓋もないけど、そういう話だったってことなのかなと。(こんなことを言っても息子にはわからんだろうけど、、、)

他にも疑問は残る・・・ッ!

まぁ、こういうことを言い出したら「なぜ小舟家でお世話になってなかった慎平が東京に出る決意をしたのか?」みたいなところも同様に疑問ですわな。

こういうのはもうパラレルワールドの話になるとどうしても出てくる問題なんですけど、300年前に「影が生まれなかった」というだけで、本来であれば現代はもっと大幅に変わってないとおかしいんですよ。
雁切巌の息子の顔が違う、ぐらいで済む話じゃないと思うんですw

最大の疑問は・・・慎平はまだしも、なぜ最終話の潮が「たこ焼きの件」を覚えてるのか??ってところですよね。
たこ焼きの話=旧病棟でのやりとりっていうのはウシオ(影)が体験したことであって、その時の潮(本人)はすでに死んでいるはずなので・・・記憶を紡げるわけがないんだよな、、、

ただまぁ・・・ウシオ(影)が「物語の前日」に戻った時点で慎平および潮にその記憶を授けた・・・とかだったら説明がつくのかしら??(どこまで万能やねん)

・・・って、そういうのを探るのを「野暮」っていうんですよ!!

おわりに

とまぁ、そんな感じでした。
サマータイムレンダ、アニメ版も非常に面白かったです。

普段は「漫画>>>アニメ」となる僕なんですが、これは映像と声があった方が(特に紀州弁が聞けて)良かったですね~!!

地元の人には「気持ち悪い関西弁」とか言われてたみたいですけど・・・それはもうハリウッド映画でカタコトの日本語が出てるようなものですからね。
僕としては雰囲気が出てて良かったと思いました。
(そもそもコテコテの紀州弁ってのも、若い世代ではあまり使わないとかなんとか、、、)

ちなみに・・・連載終了タイミングあたりから「実写化する」という話もありましたが、、、今のところまだ情報が出てないですね。

そうなったらなったで楽しみだなぁ~!!!

追記

本文とは関係ないですが・・・トプ画にも書いたとおり、兄に対してのみブチギレまくるトキちゃん好きですw
僕が窓くんだったら耐えられない・・・。

あと漫画冒頭では澪推しでしたが、途中「潮ええやん・・・」となりつつ、最終的には「ミオ(影)しか勝たん」となりました。

   

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      2023/08/08

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