コレクターはコレクション(収集)を辞める必要はない【人生の華である!】
2023/08/08
僕の趣味の一つである「コレクション」。
悪い言い方をすれば「収集癖」となりますが、これはしばしばコレクター当人を悩ませる趣味でもあるのです。
最近でいうと僕は「ミニカー」「ギター関連アイテム」「空き缶」をコレクションしているんですけど、まぁとにかく「増えるいっぽう」で。
置き場所がなくなっちゃうんですよね。
それでいて何の役にも立ちやしない・・・。
ふと「コレクション、どうにかしないとなぁ・・・」と思ってしまうことがあるのが人の常でございましょう。
(たまにその辺のリミッターがぶっ壊れてる人もいて羨ましい)
ただ、最近ちょっと思うところがありまして。
コレクションを辞める必要はないんじゃないかという結論にたどり着いたので共有させて頂きたく筆を執った次第です!
コレクションを続けるべき理由
コレクションを続けるべき理由、それは・・・ズバリ「人生の華となるから」でしょう!
どういうことかといいますと・・・コレクションに熱中しているときは行動が外に向くようになるわけですよ。
「あそこのお店に行けば入手できるかもしれない」と思えば、たとえそれがやや遠方だったとしてもフットワークが軽くなりますし。
家族で出かけようという話になって、ちょっと「面倒だな・・・」と思うことがあっても!
「待てよ・・・その出先にもしかしたら集めているアレがあるかも??」なんて発想になるわけです。
でね、そう考えている時ってなんだかもうワクワクしているんですよ。
これがすごく大切なことなのです。
人生においてワクワクする時間があるということの如何に素晴らしいことか。
つまり、そういったワクワクやら、あとは達成感ですかね。
そのために自分のお金や時間、それから家の収納スペースというのを犠牲にしているというわけ。
どちらが重要かなんて、わかるでしょう?
逆にアータ、コレクション辞めてごらんなさい?
日々が途端につまらなくなってしまって「あれ、おれ・・・何のために生きてるんだろう」ってなっちゃうから。
人生が退屈な人はコレクションしよう
僕は妻のお父さんの晩年の言葉でとても印象に残っているものがあるんです。
それは「おれはやりたいことがないんだ」というものでした。
趣味らしい趣味というのを持っていなかった人だったので、もしかしたら「何をしたらいいのやら」という状態だったのかもしれません。
(その辺の悩みは当人にしかわからないですけどね)
でね・・・もしそう感じるようなことがあった時には、とりあえずなんでもいいから集めてみたらいいんじゃないかなと思うんですよ。
身近なものでいいし、何の役に立たなくたっていい。
他の人から見たら全く価値がなくてもいいんです。自分にとってのお宝だったらそれでいいの。
さらに言うとコレクションは何歳からスタートさせても遅くありません。
「自分が死んだあとで残された家族が困るかな・・・」とかも考えなくていいんじゃないですかね!?
たとえばやくみつるさんがシケモクか何かを集めてたと思うんですけど、ああいうのでも人生の華になるというか・・・生きる理由というと大げさかもだけど、ワクワク、楽しみに繋がるはずなので!
コレクションの例
実は僕、ミニカーにギター、ギターピック、空き缶・・・というのが今の主流のコレクション品なんですけど、全然それだけじゃなくって。
たとえば一時期はギターのエフェクターも集めてましたし、あとは飲食店や衣料品店のショップカードを集めていたこともありました。
それから月並みですけど、ビックリマンのシールとか・・・ガンダムのカード、あとはCDやら切手なんかも子供の頃からちょいちょい集めてたかなー。
余談ですけど、うちのオトンは記念通貨をがっつり集めてましたが若くして他界しまして、残された母がその価値も調べずに安価に売り飛ばしてしまってましたね、、、
あと僕は地味にアメリカンな雑誌やらムックっていうのも集めてます。
(本当は時計やシューズも集めたかったりする!)
・・・で!!
そういうのって大抵は「集めるために企業から用意されたもの」だったりするじゃないですか。(空き缶や雑誌は違うけどw)
でも、決してその手の用意された品を収集することだけがコレクションじゃないと思うんですよ。
たとえば河原でいろんな形の石を集めるとか、海に行って流木を集めるとかw
僕の空き缶もたいがいですけど、うちの息子なんて「チロルチョコの包み紙」を収集し始めましたからね。
コレクションの対象物ってそこら中に転がってるんだろうなと思いますよ。
もちろん「モノ」にこだわる必要もなくて。
たとえば「ご当地カレー巡り」をして、どこそこのカレーを食べたとか、この地域は制覇したとか・・・そういう「脳内・体験コレクション」もありだと思ってます。
とにかくワクワクしたらええ!
※そういや僕も一時期はハンバーガー屋巡りをしてましたし、飲んだビールまとめノートっていうのを妻と作ったりしてましたw
(それでビールのボトルキャップを集めて、コルクボードに貼り付けて・・・みたいな)
それからデアゴスティーニなどの分冊百貨を利用するというのも手です。
↑最近hachetteのウォーハンマーを初回分だけ買いましたけど、こういうのは「定期的に買うだけ」のコレクションなので、便利なんですよねw
ただ分冊百科は収集を開始した時点から「終わり」が見えてしまっている点、また自分で探すというワクワクがない・・・などを考えるとちょっと物足りないので、むしろこれを利用して、そこからコレクションの幅を広げるための足掛かりとするのがベターかもしれませんな。
おわりに
というわけで・・・コレクションって素晴らしいんだよ!?ということを再発見した、と。そういうお話でございました。
もちろんコレクションなんかしなくても人生が輝いているという方も多くいらっしゃると思いますし、それならそれで良いと思ってます。(むしろ物が増えないし、お金も減らないし・・・いいよねw)
ただ・・・それまでコレクションしていた人が「コレクションには何の意味もねえ!やめる!」ってなるのはちょっと早計かなーと。
でも一点だけ注意したいことがあって。
それは「コレクションは決して無理をしない」ということです。
どうも目的が「自慢したい=承認欲求」とか、「価値がある=資産になる」とかになってしまうと・・・むきになってしまいますのでね。
(それで片っ端から買いまくるとなると、それはもう「依存症」に足を突っ込んでる可能性もありますし)
なので、あくま「自分が楽しいから集める!」という、ワクワクを忘れないことが大切なのじゃ!!
2023/08/08