牛角のシャトーブリアンを食べた感想。破格だけれど値段なり。
2019/12/14
先日、牛角へ行った際、シャトーブリアンをオーダーしてみました。
牛角のシャトーブリアンは100gで1,280円と破格です。
※僕が飲食店をやっていた時は100gぐらいで1,800円強取ってましたが、それでも安いと言われていました。
シャトーブリアンはテンダーロインと呼ばれる部位の中の一部分を指していて、
一頭の牛からほんの少ししか取れない希少部位です。
いわゆる”フィレ肉”なので、赤身肉なのに驚くほど柔らかく、
「霜降り肉」よりも上質な肉を求める人に喜ばれる肉でもあります。
海外のちょっといいレストランとかだと、シャトーブリアンが好まれて使われてますね。
そんな破格のシャトーブリアン。
食べてみた感想です。
牛角のシャトーブリアンのレビュー
オーダーするとわさびと塩が添えられたシャトーブリアン(100g)がやってきました。
個人的には塩と胡椒で食べるのが一番美味しいと思うのですが、
添えられているからにはわさびもやらないわけにはいきません!
それとガーリックバターも一緒に添えられてきました。
・・・これもやっとくか!
網で焼く
網で焼いて行きます。
炭火がファンタジーの世界にいるかのような色になっていますが、これは僕のスマホ「Priori 3 LTE」のカメラ性能(または設定)のせい。
妻のiPhone 6Sで撮影しなおしたらこの通り。
シャトーブリアンからは嫌な感じの灰汁が出てますね・・・。
ちなみにシャトーブリアンは高温で表面をサッとあぶって食べる方法が一番だと思います。
牛肉は基本的に生で食べても問題ないですが、表面には菌がついている可能性が高いので、高温で殺すんですね。
豚肉や鶏肉の場合は肉の内部も危険らしいので、こういう炭火のような遠赤外線が有効ですが、
シャトーブリアンの場合は若干もったいないような気もします。
※ちなみにハンバーグのようなひき肉は「内部も全部が表面」みたいなものなので、中までよーく火を通して食べないと危ないです。
この日の牛角の七輪はなぜか弱く、なかなか表面にすら焼き色がつきませんでした。
ハサミで切る
本来はナイフでカットしたいところですが、さすが焼肉屋さんです。
ハサミでカットして食べてねーとハサミを渡されました。
半分に切ってみると、こんな感じ。
なんとなくですが、冷凍してあった肉が解凍された時の状態っぽい気がします。
本来は牛角のウェブサイトから見られるメニューにあるようなレア加減が好ましいですね。
ここからさらに4カットぐらいして、いろんな味で食べてみました。
食べた感想
まずは肉の味を確かめようと思い、肉だけで食べてみました。
肉の旨味的には、僕が知っているシャトーブリアンと比べるとかなり落ちます。
シャトーブリアンって、赤身なのにもっとまったりしているというか、肉の主張が激しいと思うんです。
もしかしたら冷解凍の段取りが悪かったのか、それともそもそもの肉質の問題か。
値段なり、って感じの味わいでした。
次に塩で食べてみると・・・肉の主張が弱いので、やっぱり物足りない感じ。
それならタレならどうだ!
こういう時の焼き肉のタレって本当に万能ですよね。
美味しくなるんですが、これはタレが美味しいんであって、シャトーブリアンである必要性が感じられませんでしたw
これは添えられてきたガーリックバターも一緒でした。
こんなのが美味しくないわけがないw
最後に、わさびと塩という「これで食べてくださいね」という感じで添えられていたペアを試してみると・・・おお!これは!
一番これが良かったかもしれないです。
やや和風な味わいで、「コレジャナイ」感は強いものの、肉の旨みとわさびって合うんだなと思わせられました。
おわりに
というわけで、牛角のシャトーブリアンのレビューでした。
とにかくシャトーブリアンをリーズナブルに食べられるので、嬉しいと言えば嬉しいですが、
もしあれを食べて「シャトーブリアンってこんなもんかあー」と感じちゃったらもったいないかなと思います。
とはいえ、一緒にオーダーした熟成ヒレよりは肉の味が強かったかな。
今回はなぜか火力も弱かったので、そういうのも影響してそうですが。
いずれリベンジしたいところです。
2019/12/14