めざせ!かっこいい1ねんせいDVDによる6歳児のマインドコントロール
先日、息子あてに「チャレンジ1ねんせい」の勧誘DVDが届きました。
せっかくなので息子と一緒に観てみたのですが・・・なんか、すんごかったです。
何がすごいって、マインドコントロール感がハンパなかったというか。
ある意味感動してしまったので、共有させておくんなまし~。
DVDの内容と息子の変化
DVDには赤と青の3Dメガネ(アナグリフメガネ)が付属しており、「とびだす!3Dアニメだよ。」なんて書いてあったので僕も息子もワクワクしながら観はじめました。
内容は幼稚園児のキッズくんとスナオくんが些細な事で喧嘩をして。
不思議な力で異世界ダンジョンみたいなところに行って。んで、仲直りするっていうものなんですけど・・・
もうね、3Dになるシーンが全然ないの。
動画自体は1時間ぐらいあったような気がするんですけど、3Dシーンはうち10分もなかったかなぁ、、、
まぁ、アナグリフメガネなんて1時間もかけてたら確実に目が痛いことになっちゃいそうなので、3Dシーンが短いのは大目に見ましょう。
全然それが重要な使われ方をするわけでもなくて、「え?このシーン3Dである必要ある!?」みたいなのも許せます。
さらにいうとディズニーランドのフィルハーマジックとかに慣れてる人にしてみたら、アナグリフの3Dだと「飛び出してると言えば飛び出してるけど・・・」ぐらいの感じだったりするんですよね~・・・。
でも本当に、それはいいんですよ。
それはそういうもんだから。
問題(?)は3Dメガネじゃなくて、アニメの演出の方にありました。
こっちがすごかったんです。
同じフレーズをわざと何度も繰り返す手法や!
アニメを見ていると、作中で「かっこいい1ねんせい」というワードが何回も繰り返し使われることに気づかされます。
もちろん作品のタイトルでもあるので、そのワード自体が出てくることには何の問題もないんですけど・・・その回数が異常なまでに多いんですよ。
たとえば普通の会話シーンでも
「これができないとかっこいいしょうがく1ねんせいになれないぞ~」
「そうか!これができないとかっこいいしょうがく1ねんせいにはなれないんだね!」
みたいなw
「いや一言一句繰り返さんでもー!!!」とつっこんでしまいましたよ。。。
きっと見ている子供(幼稚園児)に印象付けるため、あえてそういうセリフ回しになってるんだと思いますが・・・サブリミナル効果って言うにも露骨すぎる感じで、これが大人からしたら物凄く気持ち悪かったのですw
DVDを見終わった息子が・・・
んでDVDを見終わったあと、息子と一緒にお風呂に入りまして。
お風呂で僕が話をしていた時に遮ってきたので「ちょっと、話は最後まで聞いてくれや」と息子を諭したところ
そうだよね。
これじゃかっこいいしょうがく1ねんせいになれないもんね。
だって。
すごくね!?
完全に洗脳されてるやん、、、
そうかぁ・・・子供って僕ら大人が思うより何倍も素直なのかもしれないですね~。
おわりに
ま、それだけのお話なんですけども。。。
あ、あともう1つ書いておきたいことがあったんだった。
この物語の最後に、おそらくチャレンジ1ねんせいに申し込むことで貰えるであろうアイテムを使って主人公たちが難関をクリアしていくシーンがあるんですよ。
でもね・・・なんていうか、、、すんごいこじつけなのw
「いやなんでそのアイテムでそうなるねーーーーん!!!」みたいな。
それでも息子くん・・・そのアイテムが欲しいようで。
そのアイテムに釣られて「チャレンジをやりたい」と言い出しておりました。
たしかに僕も子供の頃、使いもしない「文具セット」みたいなヤツが欲しくて欲しくて「お母さん!おれ『ゼミ』やりたい!」ってお願いしたもんなぁ。
マーケティングの賜物やでえ・・・。