英語は発音ばかり気にしても無駄!!!(・・・かもしれない)
今の若い子がどうかはわかりませんが、僕世代の日本人は英語が苦手な人って多いと思います。
中学校ぐらいから習ってたんだけどねえ・・・「外国人と話せ」って言われたら、やっぱりちょっと尻込みしちゃう。
※というか実際に話しても半分以上伝わらなくてジェスチャーと「イエス」「ノー」だけ・・・っていう。
で、なんでも日本人が英語を話せるようにならない理由の一つに「発音とか文法ばっか気にしてるから」っていうのがあるらしいじゃないですか。
そういうデータがあるのかは知らんけど、僕はすごく納得なのです。
なんていうか・・・「BなのかVなのか」とか、「スなのかthなのか」とか、「ライスって言ったらご飯じゃなくてシラミが出てきた」とか、そういうのすごく気にしたもんなぁ・・・。
でもねえ・・・そういうの、実はあんまり関係ないんじゃないか!?って最近思うのですよ。
だってさぁ、日本人だって田舎のおじいちゃんが「しち」って言ってるのか「ひち」って言ってるのかわからないことあるじゃん??
あれと同じなんですよ!!!
要は聞き手に聞く気があるかどうか、なのである
日本語に置き換えて考えてみたら簡単で。
たとえばディズニーランドの「ディ」が発音できず、「デズニーランド」って言ってるおばあちゃんがいたとき、あなただったら「え?何て言ったの??」ってなるだろうか???
答えは「ならない」です。
意地悪な人だったら「は?デズニーってなに?」とか言うかもしれないけれど、普通はその意図を組んで「あ、ディズニーランドね」ってなるわけですよ。
つまり、聞き手側に聞く気さえあれば、そんな発音の1つや2つで「通じない」なんてことはないのです。
観光地のアメリカ人はいじわるだぞ!
ちなみに・・・僕の数少ない旅行経験上、観光地のアメリカ人(白人黒人問わず)は意地悪だなーと感じることが多かったです。
あの人たちってナチュラルに差別する感覚が未だに残ってますからね。(という発言自体が差別だけどw)
ちょっとでもたどたどしい英語を話すと「は?」みたいな対応をされがち。
でも前述のとおり、それは「発音が悪い」のではないんですよ。
要は前後の文脈がアカンのです。
日本語だって文脈がなかったらわからんのじゃ
さっきの「しち」と「ひち」の件で考えるとわかりやすいかもしれません。
いきなり知らない人に「ひち!ひーちー!!!」って言われても「えっ・・・こわ、、、」ってなるでしょ?
でも「いち、に、さん、し、ご、ろく、ひち、はち・・・」って言われたら、わかるでしょ??
それと同じなんですよね。
だから急に「ウォーター」って言われても「what!?」ってなる人でも、「Can I have a glass of water?」と言われれば(それがいくら日本語発音だったとしても)お水を持ってきてくれるというわけ。
間違ってもレストランでLとRの発音ができなかったからって、お皿いっぱいのシラミが出てくることなんかありえないのです!!!!!!
※でも「りんご」って発音できない外国人が日本に来て「うんこ」って言ってたら、僕もさすがに笑っちゃうかもだけど
おわりに
というわけで・・・英語の正しい発音なんて気にしても無駄だッ!!というお話でした。
現にホリエモンとか、ネイティブじゃない発音でゴーン氏と会話してたもんね。
あれだって、ゴーン氏に聞く姿勢があったから成り立ったわけだし、単語一発じゃなく前後関係のあるお話だったから通じてるわけですよ。
ただまぁ・・・最近息子が英語のお教室で一生懸命フォニックスを習っているというのを聞くと、一概に「無駄だ!」なんて言えないんですけどもw
正しい発音をするのは「話す側の思いやり」だとも思うので、やっておくに越したことはない!!(結局)
※以前グアムのホテルで、コンシェルジュにタクシーを頼もうとしていた日本人の女の子が「th」の発音を「ス」って言っちゃったあとで舌を軽く噛んで言い直してて・・・「あ、僕も気をつけよう」と思ったのでした。
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