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ひぐらしのなく頃に業 のネタバレのない紹介など

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      2023/08/08

アニメ「ひぐらしのなく頃に業」を観ています。
テレビではなくAmazon Primeのほうなので1週遅れて観ているため、作者の竜騎士07氏が言うような「ゲーム」として楽しんではないかもしれません。

・・・が!それなりに「アニメの物語」として楽しんで拝見させて頂いているのですよ。にぱー。
(四十路の「にぱー」はきつい・・・!でもひぐらしを観たあとだと言いたくなってしまうのだ!!)

「ひぐらしのなく頃に業」はひぐらしシリーズの完全新作です。
しかも続編というか、本編ありきのお話なので・・・これだけ初見で見ても「何のこっちゃ」って感じだと思います。

ドラゴンボールを「Z」から見るとか、鬼滅を映画から見るとか・・・そういう感じに近いかと!

でもって旧作ファンにとっても「面白い!」となる人と「原作レイプすな!」って人とに分かれそうな・・・今のところそんな感じです。
(記事執筆時点で20話まで放映済み。ワイは19話までしか観られてない)

というわけで、ひぐらしのなく頃にの旧作を観た事がない方!
そして旧作観たけど新作「業」はまだよ、って方に、ネタバレのない紹介ができたら幸いなのですよ。(にぱー)

ひぐらし旧作のネタバレのない紹介

「ひぐらしのなく頃に」は2000年代初頭(今から20年前ぐらい)にリリースされた同人サウンドノベルから続く1連のシリーズです。

旧作は出題編4編と解答編4編からなる作品で、

いるはずの人間が、いない。
いないはずの人間が、いる。

正解率1% —惨劇に挑め

こんな煽りを受けて、当時物凄くワクワクしながら読み始めた覚えがあります。

出題編・解答編というところからも「ミステリ」的な要素が強いのかなー?と期待したんですね。
おっしゃー謎解いたらぁー!!みたいな。

そしたら全然違った、っていう。

なんていうか・・・ミステリに存在してはいけないような要素が大前提にありまして。
でも広義にはミステリっぽくて・・・謎が解けた時にはすんごいスッキリするっていう・・・なんだこれw

とにかく作り方が上手い

あとになって冷静に考えると、煽りから作品の構成まで、めちゃくちゃ上手に出来ていたんだなぁ・・・と。

舞台は昭和後期の山奥の村で、そこに起きる「怪奇」を描いていくのが出題編。
「日常」の明るさの中に、徐々に溶け込んでくるホラー・スプラッター的な要素(惨劇)・・・。

否応なく引き込まれてしまって、「こわい、こわい、でも気になる、、、」っていう・・・怪談を聴き始めてしまった時のあの感じに近いのかな。
最初にこの作品に触れたときはもうめちゃくちゃ怖かったです。

とくに「鬼隠し編」の超有名なシーン・・・のあとで主人公が家で一人で留守番してるところとか、、、部屋のドアの隙間から(ああ、言えない・・・!)のところとか、、、それを観た日の夜はガチで眠れなかったのを思い出しましたw

でも、それが解答編を読むことでスッと腑に落ちるというか、、、

・・・まぁ、そんな感じでした。
これは唯一無二のジャンルなのかもしれんな。(だからめっちゃ流行ったのかもだけど)

ワイはコミカライズ派

僕も当初はサウンドノベルの方をちょろっとやってたんですが、コミカライズ版に出会ってしまってからは最後の「祭囃し編」まで全部コミックで制覇しました。

原作の細かい描写まで追い切れているのかはわかりませんけども、コミカライズ版でもしっかり流れは追えると思いますし、何より「漫画」なのですごく楽です。
小説版もアニメ版もコンシューマーゲーム版もあったと思うので・・・とりあえずひぐらしに触れたことがない方は一度触れてみてほしいかな?かな?

ひぐらしのなく頃に業のネタバレの(ほぼ)ない紹介

でッ!!

ひぐらし「業」ですよ。
(ごう?ぎょう?・・・わざ?)

2020年末ぐらいからスタートしたアニメシリーズです。
たしかコミカライズもあったと思います。

これがですねえ・・・またやってくれてました。

「現代版にアップデートしただけのリメイク作品だろ」・・・と思わせる第一話。
そこからの「完全新作の『業』でぇーっす!」という展開・・・!

第一話だけ見て「駄作」と判断した人は本当に損してるんじゃあるまいか・・・。
(Primeのレビューでもその手の人が多かった印象)

なぜ旧作を観た人が対象の作品なのか

なぜ「ひぐらし業」が「旧作を観た人対象」なのかというと、基本的なストーリーが旧作をなぞっているからです。

旧作をなぞったうえで、新たに展開する惨劇が待っているわけですよ。
ここでも緩急つけているっていうか、ギャップでまた恐怖を煽ってるのよね・・・。

旧作ファンを一度安心させておいて谷底へ落とす的な。
「ひぐらし業」から観ている人はそのギャップを体験できないのでもったいないのです。

さらにいうと旧作のネタバレががっつり「ひぐらし業」の本編に入ってきてますのでね・・・。
旧作を見てからじゃないと・・・「え、どゆこと?」ってなってしまうかとw

レーティング「すべて」は草

ちなみに「ひぐらし業」のレーティングは「すべて」・・・つまり全年齢対象となっていました。

嘘だッ!!!!!!!!

・・・ちょっと待ってくださいよ。
ダイの大冒険でさえ「暴力」だとか「性表現」とかなってたのに・・・。(まぁ、ダイもレーティングはNR=全年齢だったけどw)

はっきり言って・・・全年齢対象じゃないよこの作品!
息子には見せられないもの、こんなん。

ワニが「ぐああああー」とか言って青い血を流すとか、そんな甘っちょろいもんじゃないですからね。
バットで人間の頭がひしゃげるシーンとかが普通にありますから、、、

そこんとこ要注意やで。

ネタバレのある必見ポイント

さて・・・最後に。
ネタバレもちょっと含みつつ、ひぐらし業の必見ポイントをば。

まず僕が推したいのは「雛見沢のその後」です。

旧作ではずっと繰り返していた昭和58年を脱して「チャンチャン♪」って感じだったじゃないですか。
じゃあその後、彼らはどうしていたの?っていうのが、僕が観た媒体では描かれてなかったと思うんです。

でも今回の作品の中では「その後」が描かれていました。

そのため、「雛見沢の冬」なんかを体験する事ができるわけです。
雛見沢って白川郷がモデルとなっているため、冬はもう豪雪なわけですよね。

旧作では夏のシーンしかなかったので、とても新鮮な感じがしました。

また、大きくなった梨花ちゃまや沙都子ちゃんが見られるので・・・こっちも貴重な感じかな。
でもまぁ・・・見たくなかったファンもいるだろうなw

特に19話の前半は永遠に観てられる感じです。他のアニメみたい。
(これも緩急のための”罠”なんだけれども。。。)

また、今回のターニングポイントになる「猫騙し編」はヤバイですね、、、
まだ物語が完結していないので何とも言えないところではあるんですが・・・なんか今までのどんな惨劇よりも絶望的な仕打ちが梨花ちゃまを待ってました。

言っちゃうと(ネタバレ)、公由村長が、園崎茜が、大石蔵人が・・・そして赤坂までもがアレを発症しちゃうっていうね。。。
赤坂はアカンやろ・・・。

もう、こうなったらお魎さんの発症も見たかったわ。

とにかく、こういう情報だけでも旧作ファンは見たくなっちゃう・・・そんな感じの作品だと思っております。

おわりに

というわけで、ひぐらしのなく頃に業を観てるよーってお話でした。

僕はまだ19話で止まっているのですが、なんかこれまた不穏な感じでしてね・・・。
沙都子ちゃんにしてみたら叔父さん帰って来てゲボ吐くよりも辛い展開になっているというか、、、

さらには作品にちょいちょい挟み込まれていた富田豆腐店のカレンダーがおかしなことになっていたり・・・なーーんかね。すっごい”運営にされてる感”があるのよねw

はやく今回の解答編でスッキリしたいところでありますです!

   

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      2023/08/08

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