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アニメのシュタゲを一回だけ観て理解できなかった人のための世界線まとめなどネタバレ感想

 - 映画・アニメ

      2017/08/09

shutage

Amazonのプライムビデオでシュタインズ・ゲートのアニメ版が全話無料だったので一気に見てきました。

ゲームで発売された当時「すべてを忘れてもう一度最初からやりなおしたい(見直したい)」という意見があったのを見て、ずっと気になっていた作品です。
こういう想いになるのはたいていユーザーを騙してくれる作品だからです。

結論からいうと、そういう作品ではありませんでした。
どちらかというと複雑に絡み合った内容が最後に伏線を回収しつつ組み解かれていくようなストーリーで、「よくできてるなぁ・・・!」という感じで面白かったです。

単なるSFではなく、過剰なほどに存在する「日常パート」のおかげで後半においての主人公のジレンマがとても輝く作品だったと思います。

とはいえ、これアニメ版だけを見てもたぶん「うおおおおお!!」とはならないです。
ゲーム→アニメという流れで体験した人とアニメオンリーの人では評価が違いそう。
さすがにアニメだけだといろいろ端折ったりご都合的になったりしちゃうのかもしれないです。

というわけで、アニメを一度だけ観て「ムムム・・・」となった方にもうちょっとだけ楽しめるかもしれない情報をまとめてみました。

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シュタゲの感想とまとめ

以下、ネタバレを含む感想兼まとめです。

理解できなかった謎は世界線と時空間移動について知ると見えてくる

シュタインズ・ゲートの魅力の一つがこれです。
世界線と呼ばれる「決して交わることのない異なる時間軸」のようなものと、時間の移動。

主人公のオカリンは作中で触れられている中では唯一、世界線を移動しても記憶の再構築がされない存在として描かれており、そのせいで孤独な戦いを選択していくことになるわけです。

アニメ版を一回観ただけで完全に把握できる人がいるのかどうかわかりませんが、僕には無理でしたw

時系列を自分で書き出しながらまとめていくとかなり面白いですね。
少なくとも世界線と時空間移動に関してだけでも把握しておくといいです。

α世界線、β世界線、シュタインズ・ゲートのまとめ

少なくともアニメ版シュタインズ・ゲートにおいてはメインの世界線は3軸存在しています。

1つは第1話の最初の世界線である、β世界線。
紅莉栖が死に、中鉢博士が紅莉栖の論文を餌にロシアへ亡命することでSERNがタイムマシンを作れることになり、2036年の世界で世界大戦が起きているという世界軸です。

2つめはオカリンが最初のDメールである「牧瀬紅莉栖が刺されて死んでいた」というメールをダルに送ったことから切り替わったα世界線。
α世界線においてはオカリンたちは電話レンジ(仮)を用いてDメールの研究からタイムリープ装置の発明に至り、これをSERNが奪うことでタイムマシンを開発し、2036年では独裁的な世界になっているというもの。

α世界線においては世界がどうこうではなく「まゆりの死」こそがオカリンにとって避けられない重要な事象になっています。

そして3つめのシュタインズ・ゲート世界線(以下SG世界線)は、α世界線でもβ世界線でもない世界軸ですね。

世界線 紅莉栖 まゆり 2036年 タイムマシン
β 世界大戦 紅莉栖の理論(中鉢の論文)でSERNが開発
オカリンが自力で開発
α SERNの独裁 紅莉栖がSERNにおいて開発
ダルが電話レンジ(仮)からヒントを得て開発
SG 不明(上記どちらでもない) 存在しない?

表にするとこんな感じかなと。
SG世界線はβ世界線において紅莉栖が死なず、タイムマシンも開発されないという、ダイバージェンスの値が少しだけずれた世界なのかな・・・?
でも将来的に世界大戦が起きない世界なんだからあくまでβ´ではなく新しいもう一つの世界軸なんだろうなと思えます。

これらを把握すると、なぜSERNのデータベースから最初のDメールを消すだけでβ世界線へ戻れたのか?なぜオカリンはDメールを駆使してSG世界線を目指さなかったのか?などが見えてくるわけですね。

時空間移動のまとめ

作中には時空間を移動する方法としても3種類用意されています。

1つはDメール。
これを送信することで過去に重大な変化があった場合、世界線を移動することになります。
比較的小さな変化の場合はダイバージェンスの値が1%未満の世界線となり、未来に起こりうるとある結末が変わりません。

β世界線においては紅莉栖の死や世界大戦がそれに値し、α世界線においてはまゆりの死がそれに値します。

世界線の移動は時間の移動はなく、過去の記憶や現在に至る事象だけが再構築されます。

2つめはタイムリープ。
脳内の記憶だけを過去の自分の脳内に飛ばす技術なので、時間軸の移動が起こります。
これによって世界線が大きく変更することはなく、必ず「その世界線での結末」に辿りつくようになるため、オカリンは何度もまゆりの死を体験しなければなりませんでした。

ただし、そのおかげで紅莉栖との信頼関係を気づいていくことにもなるわけで、物語にとってはなくてはならない部分ですね。

3つめはタイムワープ。
同じ世界線の過去へ肉体ごと移動することが可能で、そこで起きた変化によって未来へ戻る際に世界線の移動がおこるもの。

タイムワープのおかげでβ世界線上の過去を直接変え、現在へ戻る際にSG世界線へ移動することが出来ました。

このあたりの仕組みを完全に把握して観なおすとまた違ってきますね。

日常パートが持つ意味

シュタインズ・ゲートを観ていると、シリアスな展開の中に重要じゃなさそうな日常パートが数多く描かれている点が気になりました。

観ている最中は「えぇー・・・ここで馴れ合いはいいから早く話を進めてよ・・・」とか思ったものですが、実際こういうパートが多ければ多いほど、オカリンが世界線を変えることへのジレンマに繋がることに気づきました。

紅莉栖との信頼さえなければ、α世界線においてまゆりが死ぬことを回避したいオカリンがβ世界線での紅莉栖の死について悩むことはなかったわけです。
日常パートの一つ一つがオカリンを悩ませるためのフラグなんですね。

この作品はSF的な魅力も大きいですが、どちらかというと「まるでオカリンが悩むように仕組まれているシナリオ」そのものに一番の魅力があるように思います。

ネットスラングへの造詣が面白さを左右する

僕はある程度ネットの閲覧をしてきた人間なので、なんとなくいろいろな言葉に反応してしまいましたが、それがわからない人が見ても面白さは半分もないかもしれないですね。

たとえば「ぬるぽ」「ガッ!!」の流れなんかは「なんのこと・・・?」ってなっちゃう人には全く持って無駄な部分なわけで・・・そういう意味でいうと「一般人」にはあまりオススメできるアニメじゃないのかもしれません。

また、当時の時代背景的なものも当然あるので、紅莉栖が「ツンデレ」という意味を知っている=ねらーであるという解釈もやや古い(いまでは多くの人が知っている)ので、そういう点に理解がないとやっぱり面白さに欠けるのかもですね~。

おわりに

「頭を真っ白にして、もう一度観なおしたい」という評価がありますが、僕が今持っているのは「頭に情報を詰め込んだ状態で、もう一度観なおしたい作品」という感想です。

ただ、α世界線での紅莉栖との別れのシーンが辛すぎて、そう何度も観れるものではないですね~・・・。

機会があればツライ展開がなさそうなファンブックやサイドストーリーを観てみたいです。

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