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アニメのシュタゲを一回だけ観て理解できなかった人のための世界線まとめなどネタバレ感想

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      2018/06/01

shutage

Amazonのプライムビデオでシュタインズ・ゲートのアニメ版が全話無料だったので一気に見てきました。

ゲームで発売された当時「すべてを忘れてもう一度最初からやりなおしたい(見直したい)」という意見があったのを見て、ずっと気になっていた作品です。
こういう想いになるのはたいていユーザーを騙してくれる作品だからです。

叙述トリックみたいな。

叙述トリックをわかりやすく説明してみる&僕が読んだ叙述トリック作品まとめ

結論からいうと、シュタインズ・ゲートはそういう作品ではありませんでした。

どちらかというと複雑に絡み合った内容が最後に伏線を回収しつつ組み解かれていくようなストーリー。
「よくできてるなぁ・・・!」という感じでめっちゃくちゃ面白かったです。

しかも単なるSFではなく、過剰なほどに存在する「日常パート」のおかげで後半においての主人公のジレンマがとても輝く作品なんですよ・・・。

とはいえ、アニメ版だけを見ても「なんのこっちゃわからん」ってなった人も多いんじゃないでしょうか。

というわけで、アニメを一度だけ観て「ムムム・・・」となった方が理解できるようになるかもしれない世界線についてまとめてみました。

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シュタゲの感想とまとめ

以下、ネタバレを含む感想兼まとめです。

理解できなかった謎は世界線と時空間移動について知ると見えてくる

シュタインズ・ゲートの魅力の一つに世界線と時空間の移動が挙げられます。

世界線は「決して交わることのない異なる時間軸」のようなもの。

要するにパラレルワールドのようないくつかの世界と、その世界上にある時間を行ったり来たりすることで”ある課題”を解決していく・・・っていうのが面白いわけです。

作中においては通常、世界線が変わる際には記憶が再構築されてしまうという設定になっていました。
ですが、主人公のオカリンだけは唯一世界線の移動時にも記憶を保持することが出来、これが原因で孤独な戦いを強いられることになります。

オカリンが辿る世界と時間を、アニメ版を一回観ただけで完全に把握できる人もいるのかもしれませんが・・・僕には無理でしたw

こういうのは自分で時系列を書き出してまとめると面白いです。

α世界線、β世界線、シュタインズ・ゲートのまとめ

少なくともアニメ版シュタインズ・ゲートにおいてはメインの世界線は3軸存在しています。
それぞれβ(ベータ)、α(アルファ)、SG(シュタインズ・ゲート)と呼ばれる世界線です。

これらをしっかり把握しておかないと「なんのこっちゃ・・・」となってしまいますね。

1つめの世界線はβ世界線。
血まみれで倒れている紅莉栖がいて、中鉢博士が紅莉栖のタイムマシン論文を餌にロシアへ亡命。
これが原因となり2036年の世界で世界大戦が起きているという世界軸です。

第1話冒頭および22話の後半以降がこの世界ですね。

2つめのα世界線はオカリンが最初のDメールである「牧瀬紅莉栖が刺されて死んでいた」というメールをダルに送ったことから切り替わった世界線。
オカリンたちはDメールの研究からタイムリープ装置の発明に至るものの、皮肉にもこのDメールが原因でSERNに命を狙われるようになります。

その後SERNはタイムマシンを開発し、2036年において独裁的な世界(ディストピア)を構築。
物語の大半部分(1~22話まで)がこの世界軸です。

α世界線においてはどうあがいても「まゆりの死」を迎えてしまうため、オカリンは何度もそれに直面し、独りで戦い続けることになりました。

そして3つめのシュタインズ・ゲート世界線(以下SG世界線)は、α世界線でもβ世界線でもない世界軸ですね。

世界線 紅莉栖 まゆり 2036年 タイムマシン
β 世界大戦 紅莉栖の理論(中鉢の論文)でSERNが開発
オカリンが自力で開発
α SERNの独裁 紅莉栖がSERNにおいて開発
ダルが電話レンジ(仮)からヒントを得て開発
SG 不明(上記どちらでもない) 存在しない?

表にするとこんな感じかなと。

SG世界線は「β世界線において紅莉栖が死なず、タイムマシンも開発されない」という、ダイバージェンスの値が少しだけずれた世界なのかもしれません。
でも将来的に世界大戦が起きない世界なんだとしたら、β´のような世界ではなく新しいもう一つの世界軸なのではないでしょうか。

これらを把握することでようやく、「なぜSERNのデータベースから最初のDメールを消すだけでβ世界線へ戻れたのか?」「なぜオカリンはDメールを駆使してSG世界線を目指さなかったのか?」などが見えてくるわけですね。

※最初のDメールがエシュロンに傍受されたことによってα世界線が生まれた=そもそもそれをなかったことにしなければまゆりの死は絶対に避けられなかった・・・ということ。

時空間移動のまとめ

作中には時空間を移動する方法も3種類用意されています。

1つはDメール。
これを送信することで過去に重大な変化があった場合、世界線を移動することになります。
比較的小さな変化の場合はダイバージェンスの値が1%未満の世界線となり、未来に起こりうる結末が変わりません。

そのせいでオカリンはめちゃくちゃに苦しむことになるわけですね。

ちなみに世界線を移動する際に時間の移動はありません。
なので「時空間移動」ではないです。

あくまで時間は現在のまま、過去の記憶や現在に至る事象だけが再構築されます。

2つめはタイムリープ。
脳内の記憶だけを過去の自分の脳内に飛ばす技術なので、時間軸の移動が起こります。
これによって世界線が大きく変更することはなく、必ず「その世界線での結末」に辿りつくようになるため、オカリンはタイムリープを繰り返しながら何度もまゆりの死を体験しなければなりませんでした。

ただし、そのおかげで紅莉栖との信頼関係を築いていくことにもなるわけで、物語にとってはなくてはならない部分です。

3つめはタイムトラベル。
同じ世界線の過去へ肉体ごと移動することが可能で、そこで起きた変化によって未来へ戻る際に世界線の移動がおこるもの。

タイムトラベルのおかげでβ世界線上の過去を直接変え、現在へ戻る際にSG世界線へ移動することが出来ました。

このあたりの仕組みを完全に把握して観なおすとまた違ってきそうですね。
※また新たな謎が生まれるという噂も・・・。

日常パートが持つ意味

シュタインズ・ゲートを観ていると、シリアスな展開の中に重要じゃなさそうな日常パートが数多く描かれている点が気になりました。

観ている最中は「えぇー・・・ここで馴れ合いはいいから早く話を進めてよ・・・」とか思ったものです。
実際にシュタゲを途中で挫折する人の多くが、日常パートのウザさにやられてしまうんだとか。

・・・でも、違うんですよね~。
最終話付近までしっかり見ると、なぜその日常パートが必要だったのか・・・よくわかるようになります。

オカリンや視聴者にジレンマを抱かせるためになくてはならない部分だったわけです。
つまり日常パートの一つ一つがオカリンや僕らを悩ませるためのフラグというわけですね!

冒頭にも書いたとおり、SF的な魅力が大きな作品のように思いがちですが・・・本当のメインはこっちかなと。
オカリンが悩むように仕組まれたシナリオそのものに一番の魅力があると言っても過言ではないでしょう。

ネットスラングへの造詣が面白さを左右する

ある程度ネットの閲覧をしてきた人間なら・・・いろいろな言葉に反応してしまうというのも面白さの一つですね。
なのでネットスラングに疎い人なら面白さは半減するかもしれません。

たとえば「ぬるぽ」「ガッ!!」の流れなんかは「なんのこと・・・?」ってなっちゃう人には全く持って無駄な部分なわけで・・・そういう意味でいうと「一般人」にはあまりオススメできるアニメじゃないのかもなぁ・・・。

ただまぁ、それは作品の付加価値的な部分なので、本質の面白さを左右するものではないと思いますが。

また、当時の時代背景的なものも当然あり、「紅莉栖がツンデレという言葉の意味を知っている=ねらーである」という解釈もやや古い(いまでは多くの人が知っている)ので、そういう点を考慮できるかどうかでも理解度が違ってきそうな気もしました。

おわりに

というわけで、シュタインズ・ゲートの「よくわからん」となりそうな世界軸・時空間移動についてでした。

「頭を真っ白にして、もう一度観なおしたい」という評価がありますが、僕が今思っているのは「頭に情報を詰め込んだ状態で、もう一度しっかり観なおしたい作品」という感じですね。

・・・ただ、α世界線での紅莉栖との別れのシーン(22話)が辛すぎて、そう何度も観れるものではないですけど・・・。(何度見ても泣けそう)

また、機会があればツライ展開がなさそうなファンブックやサイドストーリーを観てみたいと思いました。

追記

当初書いたものが「結局よくわからん」って内容になってしまっていたので、一度見直して加筆修正しています。
・・・が、結局のところよくわからない感じになってるかも。。。

なので、また何かしらの加筆修正をするかもしれません。

また、2018年3月にAmazonプライムにてSG世界線上の続編である劇場版STEINS;GATE「負荷領域のデジャヴ」の無料視聴が解放されました!
これを観たらまたいろいろと思うことが変わるかな!?楽しみです。

劇場版STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴを観てわかったこととわからなかったこと。

さらに追記:β世界線上の紅莉栖ってそもそも死んでいなかったってこと?

劇場版を観て、さらに理解を深めようと思ってまたアニメ版の第一話を観ていた時に思ったんですが・・・

β世界線上でオカリンが初めて紅莉栖に会った際、「さっきは何だったのか?」というのを問いただされますよね。

ってことは、その前(15分くらい前)に紅莉栖に接触したオカリンがいるわけです。
で、これが誰か?っていうと・・・最終話まで観た僕らはよく知っている通り、タイムマシンで過去に戻った「未来オカリン(β)」じゃないですか。

その後オカリンは誰かの悲鳴を聞いて紅莉栖が倒れているのを発見するのですが・・・じゃあ悲鳴を上げたのが誰かっていうと、これも僕らが知っている通り「未来オカリン(β)」なわけですよ。

この未来オカリンが悲鳴を上げた理由は・・・自分の傷口をえぐって血を出して、紅莉栖が死んでいるように見せかけたからで・・・そうなるとβ世界線における紅莉栖って最初から死んでなかった・・・ってことになるんじゃないでしょうか。

β世界線のオカリンはそのままDメールを送信してα世界線へ移動してしまいますけど、これ・・・もしDメールを送っていなければ、そもそも紅莉栖もまゆしぃも死なないし、オカリンもお腹痛い想いしなくて済んだ・・・ってことなんですかね??

でもDメールを送らないような過去を作ってしまうと過去改変になってしまうから、それは出来なかった・・・ってことなのかな。
ううむ・・・こういう謎って原作をがっつりやりこめば解けるのかなぁ・・・。やりたい。

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