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東京卍リベンジャーズ最終回に納得できたヤツいる?いねぇよなぁ!!?

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      2023/08/08

東京卍リベンジャーズという漫画をご存知でしょうか!?

現代に蘇った昔懐かしいヤンキー漫画、そこにちょっぴりSF要素が加わってめちゃくちゃ面白かった・・・アレです。

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あの東リベが・・・ついに!!終わってしまいました・・・。

しかも、めちゃくちゃ伏線とか放り出したままというかw
広げまくった風呂敷をそのままにして、その上に「ハッピーエンド」をドーンと置いていったというか。

そういう感じの雑な終わり方でしたね~。

東リベの終わり方に納得できたヤツいる!?
いねぇよなぁ!?

・・・ただまぁ、胸熱な展開もありましたし、結果的には良い最終回だったと言えるのかな??
その辺を踏まえて感想を書かせてつかぁさい。

東リべ最終回・良かったところ

先に良かったところを挙げると・・・大団円ってことですね。これに尽きます。

みんなが死んだことなんかも全部なかったことになって。
過去の敵も全員仲良しになってw
全員みごとに夢を叶える方向で成功してて。(ほぼほぼみんな経営者)

もうね、作品の人気が出すぎちゃったせいなのか、それぞれのキャラクターに感情移入する人も増えちゃって、作者先生としてもこうやって全部全部丸く収めるしか方法がなかったんじゃないか!?と思います。

特に場地さんと千冬はスピンオフ漫画が出るくらい人気なので、どうにか場地さんは蘇らせる必要があったわけで。

多少(っていうかだいぶ)無理矢理でも、全員が笑顔のエンディングってのは必要だったのかもなぁ。

なんか最終回でみんなが仲良くしているのを見たら「そうだよね」って。
こうやって仲良くやれるのに、なんであんなに喧嘩ばっかしてたんだろうね・・・って思えちゃいました。

東リベ最終回・良くなかったところ

・・・と、ここまではアレですよ。
マーケティング的な感想ですよ!!

本当は腸煮えくりかえってますよ!!

だってとてつもなく雑な終わり方じゃないですか。
せっかくすごい面白い作品だったのに、よくあんな最後の最後に放り投げたなとw

例えとしては変かもしれませんけど、豚骨とかガラとかからスープを出して、麺も手打ちで丹精込めて作ったラーメンを、食べる直前に「そぉい!!!」ってやっちゃうような感じ。

・・・打ち切りだったのかなぁ?
でもあんなに人気な作品を打ち切るわけないじゃん??(青少年への影響云々とかだったらあり得るけど)

打ち切りじゃないんだとしたら、作者先生が飽きちゃったのか?
それか無能な編集マンがついてしまったか、、、?

大風呂敷広げっぱなしエンド

上にも書いたとおり、「大風呂敷広げっぱなしエンド」っていうところがまず残念でした。

特に最終戦での「軍神どこいった?」っていうのとか、「ワカとベンケイ、なぜ関卍入り??」とか、「なぜ上田は奇跡の覆面を・・・?」という謎が全然開かされないままだったのがむぐぐ・・・となったかな。
※途中、大リベの伏線が入っていたことをお詫びします。

でもあれか、ワカとベンケイは真一郎くんに義理を通してマイキーのそばについててあげたのかしら・・・?
(だとすると梵天と関卍の対立も意味わからんような)

他にも稀咲が「タイムリーパー」という言葉を口にだした伏線だとか、サウスの黒い衝動だとか・・・。

いちばん謎だったのはなぜマイキーの黒い衝動は友達ばっかりヌッ殺してしまって、三途や半間とは仲良くやれるのか?ってところ。

こういうのがなんかいろいろ、いろいろと放っぽりだしたまま終わってしまったなぁ~。

全部全部”なかったこと”に

あとですね、個人的には千冬とタケミっちの友情って、作品の一つの見せ場だったと思うんですけども。
千冬だけがタイムリープのことを知っていて、良き協力者になってくれて・・・みたいなところ、良かったですよね。

でもその関係性を築けたのは場地さんの件があったからで。
場地さんが生きている世界線でも千冬はタケミっちの親友ポジでいられたんでしょうか??

最終回ではなぜか千冬の中にもタケミっちのオールリセット前の記憶が残ってるようでしたけど・・・そっちで行っちゃう??

タケミっちが過去を変えて、未来に戻ったらご都合的にみんなの記憶も変わっていた・・・とかならまだ「そっちの世界線なのね」っていうのがわかりますけども。
この最終回だと「タケミっちとマイキー君だけ記憶を強く保持したまま時間が逆行した」っていう解釈が正解なのかな。

東卍創設メンバーにタケミっちと稀咲、三途が加わるという過去になってしまったため、稀咲と半間の信頼関係(死神と道化)なんかも無かったことになりましたよね。
※なぜかその影響で、東リベ前半のお話=稀咲がヒナちゃんに固執しすぎていたことも無かったことになり、稀咲はタケミっちとヒナちゃんの結婚を涙を浮かべてまで祝福しているという・・・。

その過程が見たかったんよ!!!

さらにいうと・・・タケミっちは26年+10年ぐらい、マイキー君は18年+10年ぐらいを過ごしたわけなんですが・・・結局「不良として全国制覇する」という道を選んだんですよね。
まぁ、これは当初マイキー君が言ってた「不良の時代を作る」みたいなところの回収になってて良かったと思うんですけども。

じゃあその過程で・・・たとえばパーチンの親友が長内にボコられたとか、ドラケン君がキヨマサ君に刺されたのを助けたとか・・・ああいうドラマはどうなったんでしょうね。
あえてそういう悲劇のルートを作って、それを回避するという方向に軌道修正してゴールにたどり着いたのだとしたら・・・なんだかうすら寒いような気さえしてしまいました。

というか!!

どうやって!
大樹くんもイザナもサウス(の衝動)さえも取り込むことができたの!?!?

・・・どういう心境の変化が!?
どのようにこの未来に辿り着いた???

おじさんはそこがじっくり読みたいネン!!
最終回に向かうまではそこをずっと丁寧に描いていたんとちゃうんかい!!

そういうのを全部すっ飛ばされて、微かな「記憶の底でタケミっちが頑張ってた気がする」ぐらいの感情で千冬に大泣きされても・・・読者は泣けないんよ・・・。

途中から明らかに方向性が変わった?

でもそんなことより何より、僕は「途中から方向性が変わってしまった」ことが不満で!
そのまま終わってしまったのが残念で仕方なかったんだろうなぁ。

最初はヤンキー漫画×SFって感じだったのが、徐々に・・・ではなく、天竺編が終了したあたりからですかね、なんかすごいファンタジー要素が爆発したっていうか。
「ジャンプかよ!!」って感じのインフレバトル漫画に変わっていってしまったな~、と。

センジュとかワカとか、いくら戦いのセンスがあってもサウスと渡り合えるようなのって現実的じゃないですし。
単車につっこまれてもピンピンしてる三途とかもありえないしw

※やたらと大ゴマを多様してたし、、、

あれって編集さんが変わったとか、原作やってるゴーストライターが変わったとか、そういうアレなんすかね??
最後の方は「トーリベの皮をかぶった別の作品」を見せられているような感じがしたなぁ。

本当に和久井先生が望んだ終わり方だったんだろうか・・・。

・・・それでも大樹くんが仲間になったくだりはめちゃくちゃ熱かったですけどもw

おわりに

・・・本来は終わった作品にこういうこと言うのは野暮なんですけどね。
でもそれだけ面白い作品だったので、そのぶん残念な気持ちも強かったというか。

なんだかんだ毎週楽しみにしていて、面白かったです。
特に半間修二、三途春千代といった悪役キャラの魅力が際立っており、まさしくヤンキー漫画だったなと!

とにかく和久井センセ、5年半お疲れ様でした!

追記

僕はマガポケで最終回を迎えましたが、なんでもマガジン本誌の方では同じ号から早くもスピンオフがスタートしているそうで?

描かれなかった物語はそれぞれ各自が心の中で紡げばいいかな~なんて思ってたんですけど、今後小出しでもいいから物語の整合がつくように補完されていったら嬉しいなぁ!!
※作者先生の中には灰谷兄弟や三途の過去もしっかりあったみたいですし!!

現場からは以上です!!

さらに追記

これ書いたあとで1話~血のハロウィンまでまた一気に読んだら、なんかすっごい「タケミっち、お疲れ様・・・」っていう気持ちになりましたw

そうだよな・・・あれだけ頑張ったんだから、最終的に「マイキーと一緒にタイムリープ」っていうチートで報われてもいいよな。。。

   

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      2023/08/08

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