ブログが書けたよ!

自分がやってきたことだけなんでも書く、ジャンルむちゃくちゃマガジン

日本のマクドナルドにはケチャップバーやドリンクバーがないのはなぜなんだろう

 -

      2020/05/04

昨日、マクドナルドにて「ケチャップを貰えますか?」と言ったところ、「ごめんなさい、今ケチャップを切らしちゃってて」と断られました。

マクドナルドではケチャップが無料で貰えるというのは僕が学生時代からずっと続いている「裏ワザ」で、あの絶妙なケチャップの味は一度食べたらやめられない中毒性があり、僕はほぼ毎回(忘れなければ)ケチャップをオーダーしています。

※未だに「裏ワザ」としてまとめサイトで取り上げられたりしているのを見るに、公式のメニューとしては存在しないのでしょう。

もし、チキンナゲットをオーダーした際に「BBQソースとマスタードソースを切らしてまして・・・」と言われたら?
てりやきバーガーをオーダーした際にレモンソースがないと言われたら?
・・・フィレオフィッシュをオーダーした際にタルタルソースがないと言われたら・・・!!

それは許せないというか「じゃあ違うメニューにします」ってなるものです。
・・・が!ケチャップは公式メニューにない裏ワザなので、「ないなら仕方ないよね」と諦めざるを得ません。

さて、そんなケチャップですが、ハワイやグアムのマクドナルドではケチャップバーとして店内に備え付けられており、いくらでも自由に楽しめるものでした。

なぜ日本のマクドナルドではこれを実現しないんだろう??
そんなことを考えてみたお話です。

日本でもドリンクバーがあるマクドナルドもある

アメリカのマクドナルドで初めてドリンクをオーダーした際には、コップだけ渡されて困惑したものです。

実はアメリカのマクドナルドでは店内にドリンクディスペンサーが備えられており、ソーダ類をオーダーした人はそこから勝手に注いで飲んでいいっていうシステムなんですね。
僕は日本のマクドナルドに慣れまくっていたので、一瞬「えっ?空??コーラって言わなかった??」みたいに焦りましたw

今や日本のファミレスでもガンガンドリンクバーが採用されていますし、日本マクドナルドだってやろうと思って出来ないことではないでしょう。

事実、今から20年ぐらい前のこと、隣の県にはドリンクディスペンサー式のマクドナルドがありました。
子供ながらに「うわぁ・・・なにこれ!羨ましい!飲み放題かよ!」と思ったものです。

つまり試験的にだったとしてもドリンクバーをやれている店舗があったということ。
そう考えたらケチャップバーだってできるはずなんですよ!

サービスはマーケティングの賜物

そこで思いだしたのが、Amazonプライムの価格とサービスが全世界で統一されていないということです。

日本では年額3,900円でプライムビデオやプライムミュージックが使い放題かつ当日お急ぎ便なんかも使えるという「加入していないと損」ぐらいのサービスだったりするんですよ。

でも例えばUSでは年額$99でプライムビデオやプライムミュージック、2日でお届け(アメリカは広いので)というように、全くサービスが違います。
さらにいうと他の国ではもっとミニマルなサービスの代わりに、年額がもっと安いというのもあるんだそう。

なぜこのように「同じサービス名で違うサービス内容」になっているのでしょうか。
僕が想像したのは「各国ごとにユーザーの嗜好にあうようなマーケティングに基づいたサービスを展開しているから」というものです。

日本人には「裏ワザ」で十分

確かにアメリカ人の中には「ケチャップ食べてるから野菜を摂取してる」とか言っちゃう人がいるのも事実ですw

そう考えたらケチャップは備え付けておいて、ガンガンつかってもらう方がユーザビリティに優れていると言えそうですよね。

それに比べて日本はどうかというと、僕らはケチャップじゃなくて醤油で育ってますからね(断定)
ケチャップ自体、どっちかっていうとちょっと特別な存在なわけですよ。

そこらへんにおいてあってガンガン使うというのは向いてないんです。たぶん。
だから、裏ワザとして「欲しいヤツにだけあげる」っていうのがマーケティング的にあっていたんではないかと思われます。

バーガーキングにはあったよね

でもよくよく考えたら、バーガーキングにはケチャップバーがあった気がします。
あれ・・・ウェンディーズだったかな。

おそらくこれ、マクドナルドとは「売りたい体験」が違うんでしょうね。

バーガーキングは、日本人にアメリカの体験をさせたかった。
だからワッパーという巨大なハンバーガーをいち早く日本の市場にも投入したわけです。

マクドナルドが売りたかったのは、日常に入り込むアメリカの文化という体験。
要するに、それまで日本の食卓に並ぶことがなかったハンバーガーというものを「ごはん」の位置に昇華させることだったわけです。

・・・あくまで僕の妄想ですよ!

でもそう考えたら、マクドナルドが「ケチャップバーをやらない、やる必要がない」という理由も見えてくる気がしませんか!?

おわりに

というわけで、マクドナルドでケチャップが品切れだったとしても、あれは裏ワザなので諦めましょうね!ということを小難しく考えてみたというお話でした。

ちなみにケチャップと言えばハインツが最強です。(異論は認める)
我が家も普段は家で使うケチャップにこだわらないくせに、たまにハインツを買ってきては「やっぱこれだよね~」と言ってます。

マクドナルドも一時期はハインツを使っていたとかいう噂もありますが、現在は違うようですね。
また、「ハンツ」というメーカーのケチャップを使っているなんて話も聞きます。・・・パッケージには表記がなかったので、OEMかな?

先日テイクアウトした際に家にあったハインツと食べ比べてみましたが・・・マクドナルドのはわかりやすいケチャップの味、ハインツはトマトをより感じられる味・・・という違いがあったように思います。
ただどっちも美味しかったので、ケチャップが品切れだった時には家に帰ってハインツを使うのがいいですね!

   

 -

      2020/05/04

スポンサーリンク