叱らない教育など成り立つの??
「叱らない教育」ってあるじゃないですか。
前にテレビでも三人のお子さんが東大に入学したというお母さんが「一切叱らなかった」ということでドヤってましたけども・・・アレって本当に成り立つんですかね??
僕はそれ、夢物語だと思ってるんですけどもw
そう思う理由が2例ほどありますので、今日はそれを紹介したいと思います。
(※つまりまた息子を叱ってしまったということよ・・・)
叱られなかった子供の末路。。。
うちの息子はよく「担任の先生、怒らなければ最高なんだけどなー」みたいなことを言います。
普段は温厚だけれど叱る時にはがっつり叱る!というタイプの先生なのだそうで、親目線だと「いいじゃん」ってなりますねw
で、「怒らなければ最高」という部分なんですけども。
実は僕が小学5年生の時、隣のクラスの担任が「全く叱らない人」だったのです。
僕のクラスの担任は「理不尽に怒る人」でしたので、当初はみんな「いいなー、怒らない先生最高だなー」って思ってました。
・・・が!
隣のクラス・・・先生が怒らないというのをいいことに、荒れに荒れましたね~。
学校に漫画や玩具、お菓子を持ってくる・・・というところから、授業をボイコットしてトイレでサボってるなどなど。
まぁ、全員が全員じゃないんだろうけど、全体を見ると酷いことになってました。
(ちなみに当時ワイ、そのクラスのヤンキー女子に塾の月謝盗まれたっていう、、、)
結果、そのクラスの担任の先生は心の病にかかって、任期の途中で学校を辞めてしまいました。
(余談ですが、その後任に来た先生がクッソ厳しい人で、翌日から隣のクラスの児童はキビッキビしていたというw)
息子の”叱られない”友達
もう一つの例は息子の友達です。
幼馴染のHくんとMちゃんは未だに親も含めて一緒に遊ぶ仲なのですが、ある日Mちゃんがやった行為に対してMちゃんのお母さんが「ダメでしょ!」と強く叱責したのだそうな。
それを見ていたHくんママが「そない強く言わんでも・・・」と制したのだそうです。
「優しく言えば子供だってわかってくれるよ」と。
(基本的にH家では子供を強く叱ることがなかったそうな)
で、Mちゃんママがアドバイス通りに「Mちゃん、ダメよ~」と優しく諭そうとしたところ・・・口答えをするばっかりで、結局ダメな行為をやめずw
それを見ていたHくんママが絶句したのだとか。
要するに、Hくんっていうのはたまたま「優しく説明すれば理解ができる子」だっただけなんですよ。
楽しく遊んでいる時に「もう帰る時間だよー」と言われればパッと切り上げられる、生まれながらの優等生だったのです。
冒頭で触れた、「叱られない教育で東大に入学した子」っていうのも、たまたまそうだっただけ。
他者の成功体験を真似しても、前提条件が違えば同じ結果にはならないんすよね・・・。
中途半端な叱らない教育は悪かも
もちろん、それが通用する子が存在することも認めますけども。
やっぱり全員が全員そうというわけではないので、本来であれば一人一人の特性を見極めながらやっていかなければならないわけです。
そういったところを無しにして、「叱らなくても子は育つ」みたいなのは、ちょっと放任的過ぎるというか。
やっぱがっつり叱ってナンボみたいなシーンというのもあるんじゃないですかね。
子供を叱らなかったら暴徒化したから心の病で学校を辞めた??
優しく注意するようアドバイスしたら通用しなかったから絶句した???
中途半端に”叱らない教育”とか、ぬるいこと言ってんじゃねーーー!!!
おわりに
ま・・・本当はね、「叱られなくても調子に乗らない子供」ばっかりだったら一番平和で理想的な世界なんですけどもw
だって、ぶっちゃけ子供を叱った後ってすごく自分も落ち込みますからね、、、
でも、やっぱそううまくはいきませんので、大人がコントロールしていくしかないんだな。
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