【アマプラ】One Piece Film REDを観た感想!頑張って「良かったところ」を綴る・・・!!
2023/08/08
Amazon Prime Videoでついにワンピース・フィルム・レッドが解禁されました!!
いやー、この映画・・・めっちゃ楽しみだったんですよ!
オダっちが関わる「ワンピース・フィルム」シリーズということもありますし、コミックスとかでも「この映画はすごいよ!?」みたいな押しがあったでしょう?
でもって2022年の8月から2023年の1月までというそこそこのロングランということを考えても、かなり人気だったのではないかと。
なんでもファンの方の中には40回以上観に行った・・・なんて猛者もいたそうで。
めちゃくちゃ期待が高まった状態での鑑賞となりました。
・・・あのですね、先に言っておきますけど、こういう映画を観て「つまらん」だとか「クソ」だとかっていうのは誰にでも言えるんですよ。
マジで。
そもそも興行成績とかを見ても、どう考えても成功しているわけですし・・・多くの人が「面白かった!」と思っているからこそのロングランなわけで。
なので、映画評論をするような人でワンピース・フィルム・レッドをクソだのなんだの言う人はもう即刻引退すべき。
僕はそう思います。
そのうえで、あえて言おう・・・。
この映画・・・駄作であると・・・!!!!
フィルム・レッドの良かったところ
↑に書いたとおり、僕の期待が高すぎたこともあって非常にがっかりしてしまったというのが本音で、実は昨夜つらつらとフィルム・レッドに対する恨みつらみのようなものを書き綴っていたのですが・・・そんなの、誰も聞きたくないですよねw
なのでむしろ今回は「良かったなぁ~!」というところにフィーチャーしていこうかなと思いました。
ただ先にちょっと膿を出しておくとするならば・・・悪かったところは「AdoちゃんのPVなん?」ってぐらい歌のパートが多くてしんどかったところ(せめて「新世界」以外はウタの声優さんが歌うとかなら良かったかも)、全体的なまとまりが弱く「細部から作った?」と感じられてしまったところ、「結局若き日のシャンクスが9歳ぐらいの子供を置き去りにしたのが元凶じゃねーか」っていうところ・・・ですかね。
他にも口パクと声があってないだとか、3Dモデルが安っぽいだとか、あの世界観にあの曲は違和感があるとか、コビーの声がヤバイだとか、ギャグが薄ら寒いだとか・・・言い出したらキリがないのでやめておきマッス。
では逆にフィルムレッドの良かったところ・・・未鑑賞の方に「ここが見どころやで~!!」ってところを挙げるとするのなら、以下だ!!
ウタというキャラクターそのもの
まずはウタというキャラクターそのものですね~!
デザインもキャッチーだし、ルフィの幼馴染枠っていうのが面白かったです。
やっぱ人生20年近くも生きて「エースとサボしか同年代の友達がいない」みたいなのだと嘘になりますしね。
(一応オダッち監修なので「ワンピ正史」ってことになるわけですよね??)
それから「新世界」は流行るべくして流行った曲という感じ。すごい。
ヨホホホ~♪とか歌ってるような世界観には似合わないけれどもw
逆にいうと、ウタを受け入れられないのなら、この映画を観るべきではない!
CP9メンツの再登場
フィルム・レッドでは懐かしのCP9メンツが登場していて嬉しかったです。
主にカリファとブルーノですね~。
ルッチやカクは本編の方でもその後の活躍が見れますけども、カリファやブルーノも健在で良かったチャパパ。
僕は何気にウォーターセブン編が大好きだったのかも・・・と再認識。
特にブルーノをなぜか「可愛いキャラ枠」で登場させているのが草ですw
シャンクスの出自
今回の映画ではシャンクスの出自を匂わせるシーンも描かれていましたね~。
どうやら赤ん坊の頃にロジャーやレイリーに拾われたであろうことが示唆されています。
こういう原作補完系の話が出てくるとファンは嬉しいですな。
(これも「正史」ってことでいいのよね??)
同じようにシャンクスに拾われたウタはシャンクスを父としていたけれど、シャンクスもロジャーを父と慕っていたのだろうか。
ウソとヤソ
親子・・・という話だと、ついにヤソップとウソップが(見聞色の覇気で)通じ合えました!!
これも正史だと思ったら激熱ですねえ!
今後本編の方で二人が出会うシーンがあったら「フィルムレッドありき」になるんでしょう?シキの存在と同じように。
そう考えると、やっぱ「フィルム」シリーズは見ておかないとダメってことになりますな、、、
チャルロス聖フルボッコ
もしかすると、この映画一番の見どころはチャルロス聖がフルボッコにされるところかもしれませんw
普段からいろいろと天竜人に思うところがある人にとっては溜飲が下がるポイントだったんじゃないですかねえ~!!
いくらウタワールド内での話とはいえ・・・天竜人に手をだしたという罪は重いでぇ~!!
エンディングの挿絵
何気に見逃せなかったのはエンディングの挿絵ですね!
バラティエやヨサクとジョニー、ガレーラのルルさんたちなど・・・「あの人たち今何しているのかなぁ!?」という人らの日常が垣間見えてグッと来ました。
ワンピ本編が終わりに向かっているのも本当に楽しみなんだけれど、僕はその後の余韻というか・・・海賊王を成し遂げたルフィたちと旅で出会った仲間の後日談がもっともっと読みたいんじゃ~!!
海賊王におれはなる!
そして映画の本当に最後の最後・・・超有名な「海賊王におれはなる!!」というセリフで締めくくられるのですが、、、
これね、何も考えずに見ていたら非常に「雑な締め」と感じられてしまうと思うんですよ。
「えー!それ言わせておけばいいと思ってない??」みたいなw
正直僕も観終わった直後に「は!?クソか!!!!」と叫んでしまいましたもの。
でもきっとアレ・・・ウタとルフィの「新世界という目指す目的は一緒だったのに、そこに至る経緯(手段)が違った」ということをまとめるための一言だったんですよね。
つまりはルフィが改めて「決意」した、というか。
うーん、でも、うーん。
それがわかったうえでも、やっぱりなんか雑だったかなぁw
大人が本気でゴリ押しするとはこういうことだ!
あとは映画本編としての「良かったところ」ではないんですけども・・・
今回の映画って「Adoちゃんありきでワンピという巨大コンテンツをビジネス的にヒット作に仕上げた」というゴリ押し作品だったと思うんです。
なんか大人がパワーで押し切った感じというか。
きっとワンピ信者以外が同映画を観ても感動することってないというか、、、単純な映画作品として考えると二流なんじゃないかなって。(失礼)
ただ僕らがそこから学べることがあるとするならば、要は「売れる売れない」とか「良い悪い」っていうのは、決して作品の品質では決まらないという教訓であったり、「大人の事情」だとか「お金はお金がある人のところに集まる」というようなことだとか・・・そういうのを感じることだったのではないでしょうかw
(キャンペーンもあちこちで大々的にすごかったですしね!)
なので、そういう意味では心を動かされる・・・つまり感動できる作品だったのかなと思います!!(映画を観て何を感じるかはそれぞれの自由なのだ!)
おわりに
というわけで、ワンピフィルムレッドをアマプラで観たよーというお話でした。
やっぱり期待値が高すぎたぶん、がっかりさせられる落差が大きかったかなー・・・w
もちろん、2回3回と観るにつれて理解が深まって、面白くなってくるというのはあるかもしれませんが・・・1回観た限りだとこんな感じです。
というか!
101巻のメッセージで「映画で伝説のジジイ描くのもう疲れたんだよ!」とか言ってたオダッチ・・・w
やりたかった映画はこういう感じで正解だったんですかね?
なーんかやっぱり大人の都合で~・・・みたいなのが見え隠れしちゃって、「本当にこれか?これがやりたかったんか??」というのばかり頭をよぎってしまったかな~!
とにかく・・・アマプラありがとう。
2023/08/08