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「正反対な君と僕」がすごい!これが誰も傷つかない令和のラブコメだ!!

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      2023/08/08

ジャンプ+「正反対な君と僕」より

しゅごおおおおおい!!!

この漫画、すんごいよ!!

前々から存在は知っていたのに、なんで今まで読まなかったんだ僕のバカバカ!!!となるぐらい、すんごいラブコメでした。

何がすごいって・・・ラブコメならではのイヤ~なところがないというか。
基本的に主人公キャラのエネルギッシュさ、ピュアさのおかげで諸々ほんわか進む感じというか。

なんだか令和の時代のラブコメというか・・・すごくホワイトな感じがあっていいんですよ。ドロドロしてないのw

それでいて、ちゃんとキャラクターたちに惹きこまれるっていうね。
「この漫画の世界の住人になって、彼女たちとワイキャイやりたくなっちゃう」っていうのは、面白いラブコメの特長なのであります。(キャラが生きてるってことやね)

なのでまぁ・・・とりあえずみんな読も?

ジャンプ+で(記事執筆時点では)全話無料で行けますよ~!

ギャルと陰キャのやさしいラブコメ

正反対な君と僕がどういうラブコメかというと・・・もうそのタイトルのとおり。
元気なギャルのヒロイン(=鈴木さん)が、まるで正反対な寡黙系男子(=谷くん)に惹かれて・・・二人が付き合うところからスタートするっていうお話です。

漫画界のギャルというのはどういうわけか地味な男子やらオタクやらに超優しい風潮があるんですがw

一応この漫画のヒロインは「自分が周りに流されてしまうタイプ」であるという自覚があるが故に、「誰にも媚びずに意見を通せる谷くんに憧れてしまう」という理由があったので納得できました。

※いうて谷くんは芯がしっかりしているというわけではなく、それまで周りのことを考える機会に恵まれなかった・・・というだけっぽいですが。。。

でまぁ、このヒロインなんですけど、ヒロインらしくないというか。
ギャグマンガの主人公っぽいというかw
恋愛にドキドキしている姿と日常のギャップがリアルで、なんだか癒やされるんですよ。

たとえば谷くんに嬉しいことを言われて、「私は無敵だー」つって帰宅するときに

スター状態になってたりwwwww

いや、カラーページの使い方!!!
ここで良かったんか!!!

とにかく彼女のおかげで、谷くんだけじゃなくて読者も含めてみーんな幸せになれちゃいそうな感じなんですよね。

一見どろどろしような「元カレ」登場エピソードも、全然モヤっとしないで終われたし。
なんかすっごい「安心して読めるラブコメ」と言えるのかなぁ。

他のキャラたちも全然嫌な感じがないしね。

ゆえに、自分もそこの世界のメンバーに入れて欲しくなっちゃうのだ。(43歳男性)

日常のリアルさもおもろい

あとですね、彼女たちの会話のキャッチボールとか、何気ない一言とかがすごく「日常」っぽいというか。

ラブコメなのにキラキラしたところばかりを描いていないってことなのかなぁ。
なんか「大人のちびまる子ちゃん」を読んでる感じなんすよね。シャブ○子じゃないよ。

たとえば・・・鈴木さんが平くんと東さんをセットで呼ぶときに「たいらずま」っていうところとか、すごくリアルな感じがしたんですよ。

そんなシーンって本筋とは関係ないので本来は描かれなくても良い部分なのに、キャラが勝手に喋り出している感というか。うまいなぁ、と。

※それがそのうち「てぇらずま」に遷移しているとかもリアルなんだよなぁ・・・。

まぁとにかくキャラクターの作り込みがしっかりしている感じで、おかげでちゃんと主要キャラ全員と自分が友達になれたような気になるのがまたおもろいのです。

僕の推しは・・・

さてさてこの漫画、まだまだ完結してないんですけども。
とりあえず主人公カップルは初っ端で付き合い始めて、そこからピンチになるようなこともなくずっとイチャコラしてくれてるので平和なんですよ。

んで・・・途中からもう一つの恋が動き始めて・・・そっちもまた良きなのです。
鈴木さんに負けず劣らずエネルギッシュでピュアな山田くんと、大人しいんだけれどゲラな西さんっていうね・・・こっちも正反対ペアなんですが、まぁー・・・キュンキュンさせてくれます。

ただ、僕の推しはこの2組じゃなくて・・・

この子(東さん)なのだ!!!

初登場から影があって、斜に構えてる風で、大人びていて、ダメンズにばかり引っかかって、なんだか幸せになれそうもなかった彼女。
それが物語が進むに連れて「あはは」と心から笑えるようになっているだけで僕はもうね、成仏できそうな多幸感に包まれたわけですが。

もしかしたら彼女もね、意外な「正反対」のアイツと結ばれるのかもなーとか思うとね・・・。頑張っていただきたい!!

おわりに

ま、そんな感じで・・・正反対な君と僕、今さらながら読んでます~。めっちゃおもろいです~。癒しです。オススメです。

最後に、僕が一番好きだったシーンを語らせてください・・・!

主人公カップルが「価値観」についての話をしていた際。
ヒロインの鈴木さんが「全部が合わなくてもいい」と。

その代わりに

徐々にお互いのこと知っていって

「これが好き」って話した時に
「あ〜好きそ〜!」って言えるような・・・

わかってる人になりたいなって

あ〜〜〜〜〜〜そうね!そうだよね!!

令和の子たちが彼氏彼女に求める条件の一つに「価値観」ってのがあるんですけども。
もちろん価値観が近しいということは嬉しいけれど、そこに縛られなくとも理解しあえるという価値観もあるのかなーなんて考えさせられました!良き!

   

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      2023/08/08

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