「恋と嘘」が一周回って今めちゃくちゃ面白い!!!!
2023/08/08
マンガボックスの「恋と嘘」をいつも楽しく読ませて頂いております。
一時期は毎晩寝る前に必ず開いていたマンガボックスなのですが、いろいろと思うところがあって・・・全然見なくなってしまいました。
・・・まぁ、読んでた面白い漫画が終わっちゃって、新しいのに手を出さなくなった・・・って感じなんですけどね。
そのため、今は「恋と嘘」のためだけにマンガボックスをスマホに入れているというような状態です。
実は他のマンガアプリも似たような状況になっていて。
LINEマンガは母塚さんと天野さんのために。
マンガワンは勇者が死んだと血と灰の女王のために。
ジャンプ+はサマータイムレンダと地獄楽とオトメの帝国と恋するワンピとメムメムちゃんと奴隷遊戯とえーっとえーっと
まぁ、そんな感じで、そのアプリありきで掲載されている各種漫画を読むというよりは、当該作品を読むためだけにアプリを引き留めている・・・という感じの使い方になっているのであります。
(逆を言えば、読みたい漫画がなくなった時点でアプリを開くことすらなくなる可能性が高いということじゃ、、、)
んで、マンガワンの「恋と嘘」ですよ。
2014年からスタートした漫画で、マンガワン初のテレビアニメ化、実写映画化にまでなった作品です。
記事執筆時点においてそろそろ佳境・・・というところなのですが、ここにきてめちゃくちゃ面白くなってまいりました。。。
というわけで、「恋と嘘」面白いよ!!というお話です。
「恋と嘘」、こんなおはなし
恋と嘘はマンガボックスにて連載中の学園ラブコメです。
作者はムサヲ先生。
当初、どんだけむさいオッサンがこんな可愛いおにゃのこを描いているんだと思いながら作品を読んでいましたが、全然むさくない女性の方なんだとか。
よくも騙したァァァァ!!!
「超・少子化対策基本法」という、自由恋愛を禁じるルールが敷かれた社会における物語で、主人公(ネジ)は片想いの相手(高崎さん)と政府通知で決められた相手(莉々奈)の間で揺れ動く感情から答えを探していく・・・というような作品になっています。
序盤はとにかく高崎さん(そして莉々奈)
物語序盤はもう本当に高崎さんのね、聖女か!?女神か!?っていう可愛さに持っていかれますね。
ネジの片想いだと思っていた感情が、実は両想いだった・・・ってことが明らかになるシーンが2話目にあって、「いい最終回だった」って感じで。
それがまさか、あんな展開になろうとは、、、
その後、ネジの政府通知による相手(正妻)である莉々奈が登場すると、この子がまたいい子で・・・僕ら読者もどっちを応援して良いのかわからなくなるのであります。ええいああ。
中盤は少しダレた感じもあったかも
途中、ネジの親友「仁坂」のジェンダー的な話がちょっと入ったり、高崎さんの親友である柊の話が入ったりと、なんだか少し引き延ばされた感はありましたが、、、
今、物語はついに「なぜ高崎さんはネジと結ばれることを拒むのか」という、いわゆる伏線回収のターンが来ているわけです。
齢16ぐらいの子が、ですよ?
もうその人のことを考えただけで泣くほどの相手に告白されようもんなら、そのほかの事なんて全部投げ打ってでも「この人と添い遂げよう」って思いそうなもんじゃないですか。
僕なんかはピュアだからそういう青年でしたよ。
でも、高崎さんは「誰にも言えない秘密」があって・・・ネジと結ばれることを安易に選べないわけです。
その!謎が!!ついに明かされるわけですよ。
※僕は当時友人と「どうせ仁坂が高崎さんの政府通知の相手なんだろ」とか言ってたんだけど、そんな単純な話じゃなかった。。。
これはなんともむぐぐぐぐ・・・となりそうな、そんな胸キュンエピソードが期待できそうです。。。
高崎さんのリアル
ちなみに、作中において高崎さんは、ネジのクラスメイトからも「いいよなァ」「聖女か!?」「女神か!?」と言われている通り、少なくともクラス内のマドンナ的な存在ではあるはずなのです。
そんな高崎さんがネジに惚れた理由というのが第2話でわかるんですが、これが結構しょーもないものだったんですよ。
「自分のことを気にかけてくれていたから」、みたいな。
で、きっと「あー、またこの手のアレね。主人公は特別なことをしてないけどモテちゃうヤツね。」って思った人も多いと思うんですよ。
違うんです。
ここら辺が最新話あたりでうまく理由付けされてまして。
何気に最新話を読んだあとで2話を読むと、なんかちょっと感じ方が変わってくると思うのです。
でもって高崎さんって、いくらマドンナだったとしても、やっぱりそこは一人の人間なわけですよ。
聖女だとか女神だとかではなく、ただの16歳の女の子なんですね。
だからネジと密着した時の「体育の後だから・・・汗くさかったらゴメン・・・」っていう発言とか、「私の『好き』は・・・キスとか・・・色々したい・・・の『好き』なんだけど」っていう発言が妙にリアルな感じがあって。
ふと自分の過去の恋愛を思い返してみると、そういえば学生の頃に誰かを好きになった理由なんて、結構しょうもないものだったよなぁ・・・と。
それこそ「消しゴムを貸してくれた」とか「笑顔が可愛かった」とか。
そう思うと高崎さんがネジに惚れた理由・・・その”しょうもなさ”までもがリアリティを帯びてくるわけであります。
しかもその想いを伝えられないまま、気持ちばかりがどんどん膨らんでいく感じとか本当にリアル。
・・・もう、作者先生の実体験なんじゃないの!?
おわりに
まぁ、そういうわけでオススメなんですよ!!恋と嘘!
コミックスも記事執筆時点で既刊10巻が「紙の媒体で」出ております。
(この手のウェブコミックって売れ行きがアレだと「最終巻は電子コミックで」みたいなことをやらかしますが、恋嘘は大丈夫だと信じたい。)
もう6年も連載してて10巻って、めちゃくちゃ遅い気もしますけどね!
(普通1年に3~4巻ってところだと思うんだけど)
まぁ、恋と嘘は1週間に4ページとかしか進まないことがザラなので仕方ないんですが。
とにかくネジ・・・というより高崎さんに幸せになってほしいな!
そんでもって莉々奈も幸せにしてやってくれー!!
※いつまでかはわからないけど、アマゾンで1巻は無料で試し読みできますぜ。
後日追記
ここにきて、連載が数週に1回4ページみたいなペースになってて・・・あからさまなマンガボックス側の引き延ばしを感じておりますですw
おそらく看板タイトルなんでしょうね~。
そう簡単に終わらせてたまるか!!みたいな・・・。
どうかこれでマンガ自体の評価が下がることがないことを願っております。
2023/08/08