群青のマグメルが面白い。キャラ・ストーリー・謎まとめ
2023/08/08
ジャンプ+をいつも楽しく読ませて頂いてます。
そこで連載されている「群青のマグメル」という漫画。
「5秒童話」という8話完結の漫画を連載されていた第年秒先生の長編ファンタジーです。
5秒童話はすごく話の構成がうまく、
第一話から最終話までの繋がりがとても面白かったので
今作のマグメルも最後の最後にとんでもない物が待ってるんじゃないかとワクワクしています。
群青のマグメルが今週で12話まで進み、
徐々に話が深いところに入って面白くなっていっているので
キャラやストーリーについてまとめました。
※2016/05/13追記
本編はかなり面白くなってきましたが、まとめを精査するのは諦めました。古い情報ですがご了承ください。
ストーリー
あらすじ
聖歴元年、
大洋のど真ん中に大陸が突如出現。
そこには見たこともないような自然、
常識をはるかに超えた新種の生物たち、
貴重な鉱物資源が存在した。
人々はその大陸を聖州=マグメルと名付けた。
聖歴35年、
毎年300万人もの人がマグメルへ探検に出かけ、
実に95万人もの人が失踪するという状況にあった。
拾人者(アングラー)と呼ばれる、マグメルにおける探索救助の専門家の因又(インヨウ)のもとへ探索の依頼が入る。
インヨウは構造力(ラクト)と呼ばれる不思議な力を使い、
マグメルの強大な生物たちから救助を成功させていく。
物語は深部へ
第5話まではそんな感じで、アングラーとしてのインヨウの活躍が描かれていますが、
第6話以降、話は深部へ入ります。
舞台は聖歴36年となり、
物語の舞台である都市クスクに”マグメルに似た作りの繭”が出現。
原住者エリンと呼ばれる存在や、ラクトの覚醒、
また物語のカギを握る黒幕の存在など、
目の離せない内容になってます。
登場人物
因又(インヨウ)
本作の主人公。(たぶん)
救助成功率No.1アングラー
(公営企業や政府の救助組織は成功率が0.2%を超えないのに対し、20%の成功率を持つ)
現実構造力(リアルラクト)の覚醒者=現実構造者(リアルラクター)。
”又”と書かれた構造物を生成する。
特殊部隊一つくらい軽く壊滅させられる(らしい)
A級危険国家に潜入して救助を成し遂げたこともある(という)
サ○ヤ人とも対決したことがある(とか)
過去の回想から、幼い日に原住者エリンとの接触を持つ。
口癖は「ラロラ♪」
ゼロ
インヨウを慕う貧乳美少女サポーター。
胸の肥大した女性を極端に毛嫌いしている。
彼女の知識によってインヨウの仕事の成功率が上がっていると言っても過言ではなさそう。
幻想構造力(イマジンラクト)の覚醒者=幻想構造者(イマジンラクター)。
01と呼ばれる飛行機械型の構造物を生成。
おそらく02は01の映像を映すモニター。
03は01のコントローラー。04はヘッドホン。
05はインヨウのレシーバーと思われる。
ゾウをも殺すほどの電撃でも「ぴりぴり」と感じるぐらいで平気。
よくハンバーガーを食べてる。
エミリア・チェスター
物語の肝となる「極星社」の生物応用研究部主任を父に持つ、
胸の肥大した兵器研究開発部員。
第1話でのゲスト出演かと思っていたら、
ダーナの繭出現時に巻き込まれ、エリンと遭遇するなど
物語に関わってきそうな人。
開発部のマニピュレーターにカップヌードルを作らせちゃう人。
ハニホトー
極星社のCEO。
”一族に戻ること”を夢見て、”マグメルに愛された者”たちをダーナの繭に送った人。
ハニホトーの後ろにいた人
たぶん物語の黒幕。
手に目のような文様がある。
12話ラストで「若様」と呼ばれていた人に似ている。
顔が描かれていないので同一人物ではないかもしれない。
イン
幼き日のインヨウと思われる人物と一緒に「ゲゲゲハウスのようなところ」にいた人で、
現在インヨウがかぶっているような帽子をかぶっている。
”誰よりも馬鹿だった”せいで家族を守れなかったことを悔いている。
インヨウに鍵(のようなもの)を託すも、
それを使う場所を教える前に消えてしまった。
鍵はゼロに引き継がれている。
追記
フルネーム、拾因(シュウイン)かな。
ヨウ
おそらく、幼き日のインヨウ。
既にラクトに目覚めており、「又(ヨウ)」の字が入った黒い箱を生成している。
ダーナの繭救助メンバー
マグメルに愛された者として極星社本部に集められた9人。
全員マグメル探索の経験あり。
ザシモ
電撃を発する武器を使う生物学者兼探検家。
ダーナの繭にてエリンに殺される。
蛍火(ケイカ)
キミアイオンに気にかけられている女性メンバー。
対エリン戦でラクターの素質ありとして生き残った一人。
広(ヒロ)
エリンに胸を貫かれて殺される。
一徒(イット)
事実上の繭救助メンバーのリーダー的存在。
賞金や陰謀論には興味がなく、未知の世界・人類のちっぽけさに惹かれている。
インヨウに「俺と同じような奴」と言われる。
ラクターの素質ありとして生き残った一人。
リリリー
毒を使う繭救助メンバーの一人。女性。
そこそこ可愛いキャラだったのに、あっけなくエリンに殺された。
雷(ライ)
ガスマスクのようなものをかぶった繭救助メンバーの一人。
特筆すべきこともなくエリンに殺された。
ボルゲーネフ
エポナの涙の力を得た武闘派。
ダーナの繭内部にいた無害な獣を蹴散らすことで実力アピールをしたウザキャラ担当w
繭のエリンの最初の犠牲者となるも、運よく生き延びる
マックオレム
エリンに襲われた際、胸を貫かれて崖から落ちる(生死不明)
キミアイオン
スーツ姿の女性。
マグメルの深い区域で活動していた?
ケイカに対して「私と同じ…」「彼女の力はマグメル探索の役に立ちそう」と感じている。
極星社の陰謀について疑いをもっている。
ラクターの素質ありとして生き残った一人
クー・ヤガ・クラン
エリンを超越した存在である聖国真類の成人体で、ラクター。
聖国真類はマグメル深部に入る知的生命体を狩る存在。
ラムちゃんみたいなツノと髪の色が特徴。
スカイホエール7号に乗っていたエリン
マグメルで行方不明となっていたスカイホエール7号が
奇跡的に戻ってきた際に乗っていたエリンと思われる存在。
漫画の描写的にはダーナの繭を作った現況。
【関連】ついにあの謎のキャラの正体が明らかに。ジョジョっぽくなってきた群青のマグメル
回収されていない伏線
さすが大型ファンタジーということもあって、
色々と伏線が貼られています。
ダーナの繭をラクトしたのは誰?
12話時点でインヨウが
「もちろんいるさ ダーナの繭の構造者」
「それはみんなもよく知っている…」
「強大で巨大な奴さ!」
と言った直後のシーンで宇宙から見下ろす場面に変わり、
そこで登場したのが若様と呼ばれる顔が真っ白な人。
普通に考えれば極星社のCEOであるハニホトーのバックである人物=黒幕と考えられます。
そして「この男がダーナの繭の!?」と締められているあたりから、
ダーナの繭のラクターなんじゃないかと想像できます。
が、
第6話で極星社クスク支部ごと巻き込んだ”スカイホエール号から降りてきたエリンのようなもの”が繭を作ったようにも見えます。
このあたりの書き方が、叙述トリック的というか、
この作者お得意のやり方だったりしないかなぁと期待しています。
繭に生えたエポナの涙
第8話で繭探索メンバーが無害な獣を倒したあと、
その場かもしくはその近くにエポナの涙らしき植物がニュッ・・・と出ましたね。
あれが何を意味しているのか気になるところです。
※エポナの涙はマグメルの植物で、
強大な死体の近くに咲き、身体能力を10倍に高める働きがある。
市場価格は7億エスク。
鍵(のようなもの)が意味するものは
インからヨウ(インヨウ)へ、
そしてゼロへ引き継がれたあの鍵のようなもの。
あれは物語の重要なキーと成りうるのではないでしょうか。鍵だけに。
極星社クスク支部に現れた影
クー・ヤガ・クランが「面倒な奴」と言って接触を避けた存在です。
黒い影で頭や背中から何かピンピンと触手のようなものが出ているので
エリンかもしれませんが、目が白く光っているように書かれているので、
今のところどんな存在か明かされていません。
少なくとも矮小と言われた種族ではなさそうですが。
ヒロの生死
繭探索メンバーの一人、広(ヒロ)ですが、
9話冒頭であれだけ意味深な”過去編”をやっておきながら
あっけなくエリンに胸を貫かれて死にました。
彼はマグメルに3回行って帰ってきている”マグメルに愛された者”であり、
大きなグループで”あんな物”に遭遇したときも、唯一生き残った存在。
それなのに、他のメンバーが怪物染みている事を説明する為だけのキャラとして死んでいくには
ちょっと惜しいような気もするんですよね。
もしかしたら生きているか、偶然エポナの涙を食しているか、
ラクトの恩恵を受けて進化しているかしていそうです。
クー・ヤガ・クランとスカイホエール号に乗っていたエリン
ダーナの繭を作ったエリンと思われる存在ですが、
よく見るとラムちゃんみたいなツノがちょこんと生えていたり、
クー・ヤガ・クランと同じ目をしていますよね。
エリンと言っても繭救助メンバーが遭遇した奴らは目が真っ黒だったし、
クスク支部に現れたエリンはちょっと違う目でした。
きっとこれがプーカ、シアバ、コルパン、タイタンのどれかにあたる種族なんでしょう。
じゃあ当該のエリンは?
聖国真類?
クー・ヤガ・クランが、エミリアがラクトを見抜いた事について驚いていることからして、
インヨウと直接対決しているヤツがクー・ヤガ・クランとは別生物である可能性は高いです。
ちなみにこいつがラクトした兵器には
こんな感じの文様が描かれています。
一族
ハニホトーが「一族に戻る」ことを条件にだされて「ありがとうございます!」となっています。
あの一族って、単純に考えたら裏組織のデカい一族ってことですよね。
たぶんおててに目のようなマークのある。
作中で
極星社は大企業だけど、俺達を繭に入れる権力なんてないはずだ
おそらくバッグではもっと大きな力を持つ何かが動いている
とイットが説明しているシーンの背景もこの文様でした。
これも物語の鍵となりそうですね。
おわりに
いちおう、物語に関係してきそうなキャラと謎っぽいところだけピックアップしてみました。
個人的にはインヨウにたかられ続けている用具屋の田伝親父も大好きなんですが、
まだまだよくわからないので省きましたw
上にも書きましたが、この作者には「5秒童話」で見事に騙されましたので、
今作にもそんなトリックを期待せずにはいられません。
まだまだようやく1巻分ぐらい連載しただけなので、
これからの展開が楽しみです。
2023/08/08
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