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「鬼滅の刃(吾峠呼世晴)」に超期待。禰豆子たん・・人間に戻ってくれ

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      2023/08/08

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ジャンプ+をいつも楽しく読ませて頂いてます。

週刊少年ジャンプ2016年11号からスタートした「鬼滅の刃」の第一話がジャンプ+で試し読み出来たんですが・・やばいです。

「鬼滅の刃」は先週のジャンプ+で「過狩り狩り」という読み切り作品が掲載されていた、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生の初連載作品。

一話目から切ない展開になりそうな予感がビシビシ伝わってきます。

鬼滅の刃

「過狩り狩り」がジャンプへの投稿作品だったそうで、
その同じ世界観の話が初連載作品という熱い展開です。

世界観

舞台は大正期の頃の日本のような場所で、人間社会に隠れて「鬼」が住み着いており、
時に人間を狩り、うまく共存(?)している世界。

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鬼は人々には俄かに信じられていないものの、
「惡鬼滅殺」と刻まれた刀を持つ「狩猟者(鬼狩り様)」が人間にも存在し、
”狩り過ぎれば狩られる”関係にある。

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あらすじ

主人公「炭治郎」は父を亡くし、母と5人の弟・妹で貧しくも幸せに暮らしていた。

ある日、父の代わりに母と兄弟たちを養う為、ふもとの町へ炭を売りに行った帰り、
町の人たちの頼みを断れずに日が暮れてしまい、三郎爺さんの家に泊めて貰える事に。

翌朝家に帰った炭治郎を待っていたのは、「鬼」の餌食になった家族の姿だった。

唯一体にぬくもりが残っていた禰豆子(ねずこ=ねは示ではなくカタカナのネに爾)を担ぎ、
医者に見せる為に山を走る炭治郎だったが、禰豆子が鬼として目覚めてしまう。

感想

やばいです。面白い。
というか、しょっぱなから優しくて貧しい家族を殺すなよ・・・ってところとか、
読み切りの時の闇が深そうなところから、どう考えても切ない鬱展開が待ってるに違いないんだけど、
それでもグイグイ読んじゃう感じでした。

そしてこの第一話が、もう読み切りと言われても納得できるぐらい、
一話での完結感がパネェ。

とくに最後の一コマとか、なんだか泣けてきます。

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これ。
このまま終わりと言われても許せちゃう。

禰豆子たんが可愛い

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おそらく誰もが思ったことだけど、
禰豆子タンが可愛い。ちょっと橋本環奈ちゃんに似てる。

この子が、もう鬼になってしまう事は免れない(というか、もうなった)事が
結局炭治郎くんの重荷になるわけですよ、きっと。本人は重荷とは思わないけれど。

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とりあえず今は口に猿ぐつわをされていて、
おそらく兄を食べようとすることもないのかもしれない。けれど、
すぐにお腹も空いて、飢餓と自我との闘いみたいなことになるだろうし、
鬼の力なめんじゃねーぞって事で、こんなのすぐにかみ砕いちゃうだろうし、
想像しただけで炭治郎くんも禰豆子たんも可哀想すぎます。。

時代がいい

「サクラ大戦」とか、古くは「はいからさんが通る」とかで憧れた、
着物を着ている人と洋服の人が入り混じってる感じの、あの明治大正っぽい雰囲気の時代です。

日本が一番色っぽかった時代じゃないかなと思います。

鬼滅の刃は山の近くの町での話だからか、みんなまだ着物を着ているけれど、
炭治郎と禰豆子に対して圧倒的な力を見せた冨岡義勇さんは洋ランを着ていたし、
おそらく読み切り作の時のような世界なんだろうなと思うと熱いです。

つーか炭治郎は超カッコいいピアスしてるし。

作者が異才発揮しすぎ

とにかく作者の吾峠先生が「やべーやつなんだろうなー」って感じがヒシヒシ伝わってきます。いい意味で!

ネーミングセンス一つから、セリフ回し一つ一つまで、センスありすぎです。
個人的には「時を巻いて戻す術はない」という言い方とかグッと来ました。

また、冨岡と炭治郎のやりとり「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」の件も良かった。
これから自分の命を取ろうとしている相手に、土下座をして懇願しても意味がないわけで。

妹を生かしたければ戦え、という優しさであったのかもしれないけれど、
まぁ、・・強いから言えるんだよね。でも良かった。グッときた。

おわりに

というわけで、鬼滅の刃、展開が気になります。
ジャンプ+ではこの一話配信で終わりなのかな・・?せめてもう数話読ませて欲しいな・・。

終わりのセラフや屍鬼でもそうだったけど、
人間の頃の記憶や感情を持ったモンスターが出てくる展開は本当につらい。

でも面白い。

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禰豆子たんが人間に戻る方法は、必ずあって欲しい。

そんな感じです。

   

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      2023/08/08

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