ブログが書けたよ!

自分がやってきたことだけなんでも書く、ジャンルむちゃくちゃマガジン

ひぐらし卒「綿明し編」を観終えた感想

 -

      2023/08/08

©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

ひぐらしのなく頃に卒、綿明し編が終了しました。

んっふっふ・・・なるほどなるほど・・・。

予定されていたとおり、綿明し編は「綿騙し編」の解答編・・・つまり「あの時裏ではこうなってたんやで」という、辻褄を合わせていく物語でした。

もちろんそれはそれでスッキリするのだけれど、もしかしたら「ん?ちょっとパンチに欠けるな?」と思った方もいるのではないでしょうか??

実は僕もそのくちで・・・なんていうか「鬼騙し編⇒鬼明し編とほぼ同じじゃね?」って感じたわけですよ。
ただこれ・・・やってくれてますよね?

次の祟明し編も同じような解答編だと思ったら大間違いですぞ・・・!!

とにかく魅音の発症が貴重でした

綿明し編の純粋な感想としては・・・魅音のL5発症が貴重だったというところに尽きますね~。

他の発症者とは違って、やや冷静に行動できていたかな?と。
そこはやっぱり雛見沢に身も心も根付いた形の魅音だからこそなのか、それともL5に至る前に沙都子ちゃんに殺されただけなのか・・・その辺はまぁわかりませんが。(首を掻きむしっていたのでL5確定w)

個人的には鯛のお刺身を食べたかったほう(元詩音、現魅音)に報われてほしい、魅音に圭ちゃんと呼ばれたい人生だったので、彼女の悲惨な姿はもう見たくなかったです。
でもまぁ、しゃーない。これも物語を面白くするためなのだ。

※それにしても綿騙し編での「しらないしらないしらない~~~!」はお持ち帰りしたくなるかわいさだった・・・。

なぜ沙都子ちゃんは魅音に盛ったのか

綿明し編第1話で沙都子ちゃんは「魅音さんが疑心暗鬼に囚われる世界はございませんのね」からの「とても興味がございますわ」と・・・軽い気持ちで魅音へのH173投与を決めたようですが、これは冷静に考えると梨花ちゃまの希望を挫いていくためのものだったわけですね。

今回の「鬼騙し・鬼明し編」「綿騙し・綿明し編」は双方ともに、梨花ちゃまが「過去に見た光景なのですよ、にぱー☆」と余裕ぶっこいた行動をとってしまったことが引き金となって惨劇が起きているように思えます。

たとえば鬼騙し編では圭一に友達を信じるように助言したことが仇となって、レナを信じて家に招き入れたことであんなことになってしまいました。
綿騙し編ではよしろうおじさんの店で貰った人形を魅音にあげるよう誘導したこと・・・は良かったと思うんだけど、学校で圭一がにゃーにゃーの話をしたところで余裕ぶっこいて赤い目をギンッとしてしまったのが魅音の目に触れて*されてしまいました。

つまり・・・これは沙都子ちゃんお得意のトラップなんですよね。

梨花ちゃまが裏技使って調子ぶっこくだろうっていうのを逆手にとって、そのフラグも追っておくことで絶望させる・・・というのが沙都子ちゃんの目的だったわけです。

だから綿明し編では魅音に盛ったし、猫騙し編では大石、公由、茜、赤坂と・・・考えうる可能性を片っ端から潰していった・・・という感じでしょうか。

祟明し編はそううまく行かない気がする

さてさて・・・次回からはお楽しみ「祟明し編」です。

ちょっと本編からの時系列を復習しておくと・・・

  1. ひぐらし本編(鬼隠し、綿流し、祟殺し、暇潰し)
  2. ひぐらし解(目明し、罪滅し、皆殺し、祭囃し)
  3. ひぐらし礼(賽殺し)
  4. ひぐらし業(郷壊し)
  5. ひぐらし業・卒(鬼騙し+鬼明し、綿騙し+綿明し、祟騙し+祟明し?、猫騙し)

こんな感じになってると思います。

ひぐらし業の各話時系列と最終回直前の感想

つまり梨花ちゃまとしては一度ひぐらし本編+解、そして賽殺しの夢を体験したあとで郷壊し編(聖ルチーア)においてシャンデリアの下敷きとなってからの昭和58年再ループ(鬼騙し~)となっている、と。

当然それを追っている沙都子ちゃんもほぼ同じルートを辿っているわけで・・・。
ということは、郷壊し編の時点ですでに優しかった鉄平は、今回の綿明しでもそうだったように・・・祟明しでも「いい鉄平」になってるはず。

そこで僕ら視聴者は「んっふっふ・・・なるほど、次は祟騙し編の裏側で『本当は虐待なんてなかった』というのを見せてくれるんですねえ~?」と思ってしまうわけですよ。

もちろんそれはそうなんだろうけど・・・僕はなんとなく、鬼明しと綿明しで同じような解答編をやったことが怪しいと踏んでおります。
つまり「同じような答え合わせ編がくると思った?残念新たなる衝撃の新事実でした!!」みたいなことになるんじゃないだろうかと・・・。

まぁ、それが何かはわからないんだけれど。
やっぱ作品全体で僕らを「騙し」てくれようとしているわけだから、そもそもの根底がひっくり返るような何かが祟明し編では待ってそうなのよね、、、

このままだと沙都子ちゃんも全く報われないので、再び梨花ちゃまと沙都子ちゃんが手を取り合って戦えるような展開になるんだと信じたい。
※単純に「繰り返すものを終わらせる刃物(みたいな名前のヤツ)で自分または沙都子ちゃんを斬る」という結末にはならないはず!

おわりに

まぁ、そんなわけで祟明し編もかなり楽しみなのであります。

僕としてはなぜ繰り返される惨劇の中、第17話において梨花ちゃまが沙都子ちゃんに逆トラップ(ビックリ箱と思わせておいて熊のぬいぐるみ(しかもにーにーが買ってくれる予定だったヤツの小さいヤツ!))を仕掛けられたのか?が気になっているのです。

「もう一度聞くわ・・・なぜ、わかったの?」

というセリフからは、もはや沙都子ちゃんがループしているであろうことは把握してそうな感じがするんですよ。

ここに至る過程、またはそうなるべくする出来事などが祟明しや猫騙しの解答編で描かれるわけでしょ?
こりゃ激熱やでえ~!!

追記

綿明し編では詩音や梨花ちゃま、公由村長がかなりかあいそかあいそな死に方をしていたのですが・・・

こういうことなんだと思ったらすこし心が救われましたw

   

 -

      2023/08/08

スポンサーリンク