マンガワンでらんま1/2が2/28まで期間限定全38巻公開
2023/08/08
マンガワンでらんま1/2が読める!
個人的に、高橋留美子先生が一番脂が乗ってた時期なんじゃないかと思う作品が「らんま1/2」です。
初期のらんまは「うる星やつら」や「めぞん一刻」の面影を残していて懐かしく、
最終巻では犬夜叉に続くようなタッチに変わっていっていて、なんとも歴史を感じる作品ですね。
そんな「らんま1/2」がマンガワンというアプリで無料で読めるっていうんだから、速攻でインストールしちゃいました。
マンガワンについて
マンガワンは小学館のアプリで、以前にも全巻放出キャンペーンをやっていたみたいですね。
マンガを読むのに、「ライフ」「チケット」という仕組みがあり、
1つ消費する事で1話読める、といった仕組み。(iOS版)
インストールして初回はチケットが100枚貰えるので、100話分は無料で読ませて貰えます。
チケットは提携するアプリのダウンロードなどで貰えたりします。
(ライフも一日2回、回復のタイミングがあります)
気をつけなければならないのは、一度読んだ話でも閉じてしまったら、もう一度読むのにライフ(またはチケット)を消費してしまうということ。
それでも100話無料で読めるのはすごいです。
ちなみにらんま1/2は第1巻がそもそもFREEで開放されているので、
実質10数巻までは無料です。
もちろん日々ライフの回復を待ちつつ読めば全巻無料で行けそうですが、
期間が2/28までと決まっているので、そこらへんが微妙そうです。
追記
Android版は1ライフ1話という計算ではなく、
ライフが読んでいる時間に相当し、初回180分が貰えるというものでした。
iPadとアプリダウンロードチケット、そしてAndroidスマホ、Androidタブレットを駆使して全巻読破させていただきました。
めちゃくちゃ面白かった。
らんま1/2の魅力
らんま1/2は、主人公である早乙女乱馬がひょんなキッカケから”水をかぶると女体化する”体になってしまい、親同士が勝手に決めた許嫁である天道あかねと送る学園生活ラブコメ漫画。
先にも書いた通り、「うる星やつら」や「めぞん一刻」に通ずる、”あの頃のるーみっくわーるど”って感じがしています。
ヒロインのあかねはどこか垢抜けない感じとか、嫉妬深いところ、
ちょっとずん胴に描かれているあたりなんかが、
”高橋留美子先生が描く愛すべきヒロイン”って感じでいいんですよ。
というか、めぞん一刻の響子さんを彷彿とさせます。
ラブコメとキャラにはまったら抜け出せない
ラブストーリーは高橋先生お決まりの、”二人は両想いなんだけど、邪魔が入ってやきもきする”感じ。
読者にも、なんとも言えないもどかしさを感じさせてくれます。
でもそれがクセになるんですよね・・・これが好きかどうかでるーみっく好きかどうかが決まりそう。
そしてコメディ部分は、僕なんかは声に出して笑っちゃうぐらい面白い。
随所にしれっと笑いどころを挟んでくるんですよね・・。
特にキャラ立ちがハンパなくて、
例えば必ずライバルとして現れる「アホの二枚目」(三枚目ともちょっと違うw)も健在です。
るーみっくわーるどの怖いところは、ハマると抜け出せなくなるところ。
いつまででも、何周でも読んでいたくなっちゃいます。
個人的にオススメなみどころ
僕がらんま1/2の・・というか高橋留美子作品のみどころとしてオススメしたいのは、
「ヒロインの目」です。
彼女たちは本当に女優なんじゃないかってぐらい、目で表情を作ります。
怒ってるな・・とか、悲しげだなぁとか。
すごく切ない表情を見せてくれることもあって、目に注視するとやばいです。
あともう一つ、これは高橋作品というよりはらんま特有のものなんだけど、
男女の描き分け方に注視できるのもらんま1/2だからこそ。
僕は子供のころにこの漫画を読んで、どうして「同じおさげ」で「同じ服」なのに
らんまが男にも女にも見えるのか不思議でした。
もちろん目が若干可愛くなってたり、胸が大きくなってたり、身長が小さくなってたりもあるんですが、
今回大人になって改めて読み直してみて、「それだけじゃないんだ」と気づかされました。
この女らんまの後ろ姿を見た時にビビッと来たんです。
うまくは言えませんが、とにかく華奢なんです。
肩が小さくて、丸みを帯びていて・・・なるほどと思いました。
アニメ版ではわかりやすく髪の色がピンクになったりしてましたけどねw
ちゃんと白黒でも、同じような顔立ちでも、男女の描き分けが出来るってすごい事です。
おわりに
というわけで、超名作「らんま1/2」が読めちゃうマンガワンでした。
今日からまた寝不足になりそうです。
※ちなみに「今日から俺は!」もそろそろ読めるようになるらしいです。ウキョロキョキョーン!です。
2023/08/08