ひぐらし卒「祟明し編」を観終えた感想
2023/08/08
ひぐらしのなく頃に卒、祟明し編が終了しました。
んっふっふ・・・なるほどなるほどぉ。
祟明し編も結局「祟騙し編の裏側全部みせまっせ」って感じの内容でしたねえ~(CV:茶風林)
ただやっぱり一筋縄ではいかないというか「あ、あのシーンってそういう」ってなる伏線(騙し)が隠されていたのは気持ち良かったです。
沙都子ちゃん(魔女)は気持ち悪かったけども。
今日はそんなシーンの振り返りと、次回神楽し編への妄想などをダラダラ語らせていただきたいと思います。
あ、あのシーンってそういう。
祟明し編はひぐらしのなく頃に業における第9~13話「祟騙し編」の解答編になります。
祟騙し編はひぐらし原作「祟殺し編・皆殺し編」をなぞったもので、梨花ちゃまにしてみたら「一度クリアしたルートを攻略本見ながら進めていたのにバッドエンドになったでござる」という感じのストーリーでした。
でまぁ、鬼明し編、綿明し編を見てきた僕らにしてみたら、祟明し編も「はいはい、裏で沙都子ちゃんが糸引いてんのね」っていうのはわかっていました。
なので今回も「あのシーンってそういうことだったのね」を確認していく作業が5週に渡って行われた感じです。
沙都子ちゃんの入浴シーン
祟明し編では案の定、北条鉄平がSSR鉄平・・・つまり「きれいな鉄平」になってたわけなのですが、結局11話において紗都子ちゃんに撲殺されてしまいます。
その後、沙都子ちゃんが返り血を流すために鼻歌交じりでシャワーを浴びる(通称NYシーン)があったのですが・・・これ、祟騙し編の時にも「虐待の痕がない」とか言われていたようなんですね。
この辺が「ひぐらしのなく頃に」をミステリと位置付けられる所以で。
しっかり見て考察していれば「あ、今回はVery Satokoな作品なんだ」っていうところに結構序盤で気付けたのかもしれないわけです。
同様に、この日の綿流しにやってくる沙都子ちゃんがいつもの「ピンクのノースリーブ+短パン」というスタイルではなく、ちょっと余所行きみたいな服になっていたのも伏線でした。
返り血あびちゃったから、あっちの一張羅(いつもの服)は着れなかった・・・とw
圭ちゃんって鉄平にバットで殴られたんじゃ・・・?
祟騙し編のラストでは圭一君が鉄平に先にバットで殴られて、それをやり返す形で撲殺・・・という描写がありました。
でも祟明し編の終盤で、圭一君が北条家に来る前にはすでに沙都子ちゃんによって鉄平は絶命させられており・・・僕ら視聴者も「え?え??これどうなっちゃうの!?解答編なのに出題編と話がズレちゃうよ・・・?」と混乱させられたわけです。
結局は祟騙し編のラストシーンが、「沙都子ちゃんが大石さんに語った”作り話”を(おそらく大石さんが)想像した場面」だったわけなのですが。
このシーンも実はしっかり伏線があって・・・。
祟騙し編の時、「圭一君が部屋の明かりをつけるまで」と「バットで頭を打ちぬかれて悶絶したあと」では明確にその描写が違ってるんですよね。
一続きのシーンのように演出されているけれど、後半は画面が赤みがかった色に染まり、カメラワークもグラグラして・・・注意してみていれば「あっ、これ現実じゃねーな!?」って気づけたかもしれないわけです。
いやなんだこれ、ある意味”アニメ版叙述トリック”みたいな感じだな、、、
なんかそういうのがわかると、あの時に北条家がやけに暗かったのも理由があったんだなぁ・・・とかがわかってきて面白いですねえ。
おやぁ~?
でも前原さん・・・北条家で生臭い、なにか血のような臭いに気づきませんでしたか~?んっふっふ。
レナが”観た”こと
個人的には祟明し編の最後に明かされる「騙し」がめちゃくちゃ秀逸だったなと思うのです。
紗都子ちゃんにバットで頭を打ちぬかれた圭一君は、なんと生きているんですよね。
祟騙し編のラストにて病院で目が覚めて、警察に事情聴取され、その後レナちゃんから「綿流しの晩に何があったのか」を聞くシーンがあったのを覚えていますでしょうか。
そこでレナちゃんが語るのは
あの夜・・・
綿流しのあと・・・古出神社の境内で、大石さんがい(?)ってきて・・・拳銃を・・・魅ぃちゃんも、詩ぃちゃんも・・・梨花ちゃんも、紗都子ちゃんも!!
みんな、みんな死んじゃったぁ!!
というものでした。
半分錯乱しながら「ワケがわからないよね」「これどういうことなの?」「私は何を見たの??」と圭一君に伝えたところで祟騙し編が終わるわけです。
そして!!!
次のエピソード「猫騙し編」の冒頭で大石さんがL5発症したことを伝えられ、僕らは見事に「あー大石が皆殺しにしたのか」と納得するのですが・・・これがミスリードだったというわけですな。
レナちゃん、一言も「大石が全員殺った」とは言ってないんですよねえ~。
もうめっちゃ綺麗に騙されました。
梨花ちゃまの演舞シーン
いま思うと、梨花ちゃまがヌルヌル動く演舞シーンっていうのも、ある意味伏線だったわけですな~!
あんだけ何回もこすってるわけだから、あのシーンにめちゃくちゃお金を掛けたとしてもコスパがいいんですよきっと。
つまりこれは「まだまだあの素晴らしい演舞シーンを使いまわ
すでぇ~!!」っていう意気込みに繋がっているわけです。
※梨花ちゃまは100回以上あれを繰り返してるんでしょ・・・?そりゃいい加減飽きるよなぁ。聖ルーチアが輝くわけだわ。
さーて来週のひぐらしさんは?
さて・・・鬼、綿、祟りが終了しまして、ようやく次回からは「本当のひぐらし卒」が幕を開けそうです。
次は「神楽し編」だって。
いやいや、エウアさん毎回大爆笑して楽しんでたやん、、、
これ以上に楽しむってこと??
それとも違う神?何かまた騙されんの??(気持ちええ)
猫明しだと思った?
さすがに次の話から猫騙しの解答編・・・猫明し編だとちょっとダレそうですよね。
このあと梨花ちゃまは羽入の力を受けて「死の直前の記憶」も継承できるようになり、例の「なんちゃらの剣」の破片もゲットし、「残り5回に賭けよう」として赤坂さん、公由村長、茜さん、圭一君に殺され続けます。
「え、また赤坂さんや公由村長の裏側も丁寧にやんの・・・?」ってなっちゃうとアレなので、そのへんはさらっと流すかな?
でもその後、5回目のチャレンジ時の「目が覚めた時にはすでに自身が”生きたまま綿流し”」はどういう経緯だったのか知りたいところ。
※沙都子ちゃんによる”リアル奉納演舞”はもう見たくないけどw
梨花ちゃまはいつ気づくのか?
そして梨花ちゃまのラストチャレンジ・・・猫騙し編其の四話における日常パートから、その衝撃のラストシーン「もう一度聞くわ・・・なぜ、わかったの?」に辿り着くまで・・・!
それが神楽し編で描かれるはずッ・・・!
梨花ちゃまは「昨日まではぬいぐるみではなくビックリ箱にしようと思っていた」と語っていましたので、その前日から当日までのシーンの間に何か伏線があるに違いないのです。
自分以外の誰かがサイコロの目をふっている・・・という気づきから、あえて自分が普段しないような行動を心掛けたのかしら・・・?
レナの目撃がキーに?
あとはあれですね、祟明し編においてレナちゃんだけは事の顛末を全て見た上で生かされていた、というのも後に繋がる伏線になりそうです。
圭一君も生きていたけれど、彼は「何があったのか」を知る前に気絶させられちゃってますから、レナちゃんだけが「沙都子ちゃんがやべえ」っていうのを(どこかの欠片の記憶として)わかってるわけですよ。
ひぐらし本編においては別の欠片の記憶というところがキーとなっていたので、今回もそうなのであればレナちゃんがうまくこの記憶を持ち越して何やら無双してくれるんじゃないかと期待できたり。
別の欠片の記憶は業の鉄平も引き継いでいるので、その可能性も考慮できるはずでしたが・・・紗都子ちゃん、詰めが甘かったな。
いや、あくまで自分と梨花ちゃまのことしか頭になかったということかしら。
(だから圭一君も3発殴っただけで、死を確認せずに放置してしまったのだ)
おわりに
ちぅわけで、祟明し編の感想でした。
ここまでで11話でしょ。
全部で24話だから残り13話。
神楽し編が猫騙しの解答編を兼ねるのだとして、6話ぐらい使って業の17話までを描いて、残り7話でどうにか神(エウア)との決着って感じですかねえ?
楽しみです!
みー。
追記
そいや、業の時のカレンダーやトランプの謎って解けたんだっけ・・・?
2023/08/08